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アパレルの仕事内容を具体的に紹介!やりがい、大変だったことも

アパレルの仕事内容って?やりがい、大変だったことを紹介

「アパレル販売員として働いてみたいけど、実際どんなことをするの?」

「ノルマとか大変なのかな?」

アパレルに転職を考えている場合、このように考えている方も多いかもしれません。

私は約4年間、アパレル販売員として働いた経験があります。

私自身、販売の経験は初めてだったので、接客以外の具体的な仕事が想像できず、不安だったところもあります。

転職前に仕事内容を詳しく知ることで、自分に合っているかを確かめることができ転職後のギャップを防ぐことができますよ。

また、実際に転職してみて感じたやりがい、逆に大変だと感じたことについても、紹介していきたいと思います。

アパレルへ転職を考えている方に、少しでも役に立てたら嬉しいです。

アパレルの仕事内容

まずはアパレル店員の仕事を理解するために、仕事内容の紹介から入りたいと思います。

接客・販売が1番中心になる仕事

アパレル販売員として就職もしくは転職する場合、メインとなる仕事は「接客・販売」です。

接客経験がある方は、お客様対応に関してはイメージがつきやすいと思いますが、販売員の目標はお客様に商品を購入してもらうことを目標としています。

もちろん、無理やり販売するというわけではなく、お客様に合わせた接客と商品提案が大切になります。

それ以外に裏方の業務も多い

アパレル店員は、接客・販売以外にも仕事があります。

1ヶ月単位で業務を絞ると、以下の通りです。

  • 商品整理
  • 店内の掃除
  • 商品の仕入れと品出し
  • ディスプレイの着せ替え
  • 備品管理(不足分の発注)

普段の業務で多いのは、商品整理です。

常に商品をきれいに保てるように、手が空いたときは商品を整理しながらお客様を待ちます。

私のお店では、週に1〜2回ほど仕入れがあり、新しい商品や在庫が少なくなった商品が届くので処理を行って、店内に陳列する作業がありました。

また、アパレルは季節に合わせて陳列する商品や見せ方を変えるので、ディスプレイ(マネキン)の服を着せ替えたり、ポスターなどを張り替えたりしています。

新しい商品が入ってきたら、商品知識を身につけてお客様に提案できるようにするのも仕事の1つです。


私が感じたアパレル店員のやりがい

私がアパレル店員として働いていたとき、やりがいを感じる瞬間が何度もありました。

その中でも印象に残っていることを、ここで紹介していきたいと思います。

おすすめした服を購入いただけたとき

アパレル店員として働いていて、私が1番やりがいを感じたのは「自分がおすすめした商品を購入いただけたこと」です。

時には、「1度考えます」と言ってお店を出たお客様も、おすすめした商品を気に入ってくれて、わざわざ再来店してくれることもありました。

売り上げ目的で無理におすすめるのはお客様が離れていきますが、お客様の要望や必要性を聞いた上で、提案した商品を選んでもらえたときはとても嬉しいです。

自信を持って商品をすすめられるようになれば、あとは親切な対応やお客様を想う気持ちを伝えることが大切。

その結果、お客様から「いい買い物をした」と言ってもらうことができ、お店の売り上げにも繋がってお互いが幸せになれるという循環が生まれます。

売り上げ目標を達成したとき

混雑しているときにうまくお店を回せたときの達成感、目標としていた予算の達成ができたときは嬉しいですね。

販売ノルマというとネガティブに感じてしまいますが、逆に販売員はその目標に向けて日々商品について勉強をしたり、接客を磨くことができる仕事。

目標を達成することが好きな方に向いている仕事だと思います。

自分の顧客になってくれたとき

自分のファッションセンスを気に入ってくれたり、お客様に合わせた提案を好まれ、「あなたから買いたい」と言ってくれるお客様ができると、とても嬉しいです。

販売員の好みで商品を選ぶのではなく、お客様にとって何が似合っているのかを素直に伝えてあげると喜んでいただけます。

逆に嘘をついたり、相手を騙そうとすると行為はお客様に伝わるので、誠実さが大事な仕事です。

顧客になっていただけると、お客様の好みなどを知っている状態なので、お互い安心して会話ができますし、スムーズに商品を提案することができます。

アパレルは大変?私が働いてみた感想

次に、私が実際に働いてみて、大変だと感じたことについて紹介したいと思います。

休みの曜日

土日、祝日は出勤が当たり前の仕事です。

会社によっては年末年始も休みなし、というところもあると思います。

家族や恋人と休みが合わない、という面でストレスを感じる人もいるかもしれません。

平日休みが多いので、「どこも空いている」という点はメリットを感じることがありました。

体力が必要

お客様が第1優先なので、ご来店されたら作業を中断し、接客に集中する仕事です。

そのため任された仕事があれば、作業を要領よくこなす工夫が求められます。

季節の変わり目は、接客業以外もやることが多いので体力が必要。

人が少ないと、2人でお店を任されることもあり、仕入れ日と重なると仕事を完了させるのが大変に感じることもありました。

私自身、最初は作業が苦手でしたが、優先順位の付け方や作業の効率化を学んだことで少しずつ負担が減っていきました。

売り上げ目標への意識

アパレル店員の中には、「お客様にセールスするのが辛い」と感じて退職を選ぶ人もいます。

「売らなきゃいけない」と感じてしまうとプレッシャーになりますが、お客様のニーズを伺って1つの手段として商品を提案し、選ぶのはお客様だと思えると楽になります。

販売の仕事で経験を踏んでいくと、対応力も上がり、予算の達成など自分の成果が結びつきやすくなり、やりがいを感じることもできます。

とはいえ、実際にそれがやりがいに繋がるのか、苦痛になるのかは考え方次第なところもあるので、やってみないとわからない部分です。

ただ、これを実践して叶えることができると、自分のキャリアの選択肢が広がるのは間違いありません。

転職前に不安を感じやすい点

アパレル業界の転職で不安になりがちなことをQ&Aで紹介します。

1、ファッションに自信がなくても大丈夫?

ファッションについては入社してから知識をつけれるので、基本的には興味があれば大丈夫だと思います。

「これから覚えたい」という気持ちがあればOKです。

2、商品知識など、覚えることは多い?

最初は多いと感じるかもしれません。

ファッションが好きな方は、そこまで感じない方もいると思います。

ただ、新しい商品に対する知識は常にインプットが必要なので、ファッションに関心がないと大変に感じてしまうかもしれません。

3、残業ってあるの?

お客様優先の仕事なので、接客が終わるまでお店を閉められなかったこともありました。

ですが、私の場合は繁忙期を除けば、基本的には定時で帰れることが多かったです。

繁忙期は販売以外の作業が残ることが多く、完了させてから帰宅する必要があったので残業をすることがありました。

具体的な残業時間が気になる場合は、気になる企業の『月の残業時間の平均』を確認しておくことをおすすめします。

4、キャリアップの選択肢は?

私の場合、アパレルからコールセンターに転職しました。

アパレルを経験すると、接客業で働いていたときよりも、お客様の要望に対してさらに具体的に応えることができるようになります。

私自身、お客様のニーズを引き出せるようになったことで、他の仕事でも役立つスキルが身についたと思います。

5、どのくらいで店長になれる?

会社の方針や個人のスキルによって異なると思います。

社内でどのようにキャリアアップできるのかについて、事前に確認しておくことがおすすめです。

6、服にお金はかかる?

会社によるかもしれません。

会社によっては出勤中、そのブランドのものしか着れないという場合もあったり、明確な決まりがない場合もあります。

お客様におすすめできるという点では、商品を持っていると紹介しやすいこともありますが、持っていることが絶対ではありません。

会社によって社割で服が買えるので、好きなブランドの場合は嬉しいかもしれません。

私はスーツが好きで入社しましたが、安く買えることができたのはよかったです。

7、繁忙期、セール時期は忙しい?

お店によって忙しさも異なるので一概には言えませんが、私の場合は繁忙期はかなり忙しかったです。

普段なら時間に余裕を持って作業できていたことが、お客様がひっきりなしに来るので、急がなくてはいけないなど、セール時期や繁忙期は忙しいこともありました。

忙しいときと、そうじゃないときの差はあるかもしれません。

ただ、忙しいほうが時間が経つのも早いのでどう感じるかは人によります。

体力がある方は忙しいほうがほどよく疲れて、楽しいと感じるそうです。

8、クレームはある?

商品や対応に関してのクレームは発生することもあります。

自分で解決が難しい場合もあるので、上司や先輩への『報・連・相』のスキルを身につけるで、不安を解消することができますよ!

9、ノルマはどのくらいあるの?

売り上げ目標は、個人のスキルを考慮して割り当てられます。

最初から大きな目標を掲げられることは少ないので、安心して大丈夫です。

10、ノルマは達成できないと、どうなる?

売り上げ目標が達成できなくても、「何か罰があるのか?」というと、そうではありません。

結果だけなく、その過程を見てくれる上司もいるので、努力しても難しかった場合はそのことを怒ったりする人は少ないと思います。

ただ、どうしたら次は達成できるか、という振り返りと具体的な対策を考えておくことは大切です。

私の場合、任された目標が達成できなかったことに対して負い目を感じてしまうので、自己嫌悪に陥ることはありました。

いい時もあれば悪い時もあるので、次の月には達成できるように気持ちを切り替えていました。

さいごに

この記事では、アパレル店員の仕事内容とやりがいなどについて紹介してきました。

転職を迷っている方は、「自分はアパレル業界に入ってから、何をしたいのか?」を考えると、理由が明確になり覚悟が持てると思います。

  • 「とにかくファッションが好き!」
  • 「自分が好きなブランドに囲まれて、新しい商品を常に見たい!」
  • 「お客様に商品を販売してみたい!」

最初に関心を抱いた理由を思い出してみて、それでもやってみたいと思ったら、思い切って飛び込んでみるのもいいと思います。

私自身、スーツが好きでアパレル業界に入りましたが、好きなことについて知識を深められたことは良かったと思っています。

アパレル販売員への転職を考えたとき、書類選考が鍵です。

私自身が、履歴書や職務経歴書で意識した点について、以下の記事で紹介しているのでよかったら参考にしてみてください!

つばめ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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25歳で国家資格キャリアコンサルトを取得。飲食店、販売職、塾講師、ベルガール、グランドスタッフ、コールセンターなどの職種を経験。現在はブロガーとして月間4.2万PVの当メディアを運営。女性の自由な働き方や生き方を発信している。料理家兼フードアナリストとして、食と健康についても発信中。海外向けに「健康的で美味しい」をモットーに、英語でレシピを紹介している。高校から大学まで英語を専攻し、カナダ留学の経験あり。詳しくはプロフィールにて。
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