「今の会社を辞めて転職したい」
「でも本当に辞めてしまっていいのかな?」
こんな不安を抱えていませんか?
慣れた環境を手放して、新しい環境に飛び込むのはすごく勇気がいることですよね。
私は20代で2度の転職経験がありますが、転職後に後悔しないためには、慎重に決断するべきだと実感しています。
慎重になりすぎて、現状維持のままでも時代に取り残されてしまうリスクもあります。
自分を客観的に見つめて、タイミングを逃さないことも大事です。
この記事ではキャリアコンサルタントとしての私が、転職を決めるポイントと進め方について紹介していきます。
contents
20代の転職を決める時の5つのポイント
転職しようと思ったきっかけを思い出す
ただ漠然と仕事を辞めたいと思って仕事を辞めると後悔しますし、転職した会社でも満足できない結果になってしまいます。
まずは転職しようと思ったきっかけを思い出して、転職する目的を明確にしてみましょう。
以下は転職を考えたきっかけ例です。
- 自分がやりたい仕事ができない
- このまま今の会社で働いていても将来性が見えない
- もっとライフワークバランスを良くしたい
複数挙げられる場合もありますので、1度紙に書き出し整理することをお勧めします。
不満が本当に自分にとって大切なことかを見つめ直す
転職しようと思ったきっかけを洗い出したら、次にそれを叶えられたら自分が幸せになれるかを想像します。
もし、その不満が自分を不幸にしている要素が強いようなら転職を考えましょう。
環境を変えないと手に入れられないものなのかを考える
転職を考える際、大事なのは自分の努力次第で現状を変えられるかどうかを考えてみましょう。
たとえば仕事がつらいという場合には、まだ仕事に慣れていないだけかもしれません。
逆に上司や会社の体制に問題がある場合は、努力では変えられないこともあります。
2年後その会社で自分が成長できるかを考える
常に変化する時代では、働いている会社で今後も安定して働き続けられるかは不確定です。
そのため、勤めている会社以外でも通用するスキルを身につける必要があります。
自分の成長を考えた際、もっと知識やスキルを教わりたい上司や先輩がいるかどうか、もしくは今の会社で経験を踏みたいと思えるかどうかは重要です。
決断力を持つ
- 今の会社にいても自分は成長できない
- 上司が尊敬できない
このように悩みを抱えている人は少なくありません。
でも実際に転職に踏み切れる人は少数です。
このまま現状維持をすることはリスクがないように見えますが、実は長い目で見るとキャリアのステップアップとしてはマイナスになることもあります。
会社で同じ業務、ポジションで働き続けることに危機感があるのであれば、キャリアアップを目指していきましょう。
関連記事:仕事を辞めたいのに!理由に確信がないと、いま辞めるべきかがわからない
転職を決意する前に知っておくべき5つのこと
転職を考える上でのポイントはお伝えしましたが、次に転職する前に知っておいた方がいいことを紹介していきます。
仕事を辞める前に転職活動を始めるべき
現職を辞める前に絶対に転職先を決めるべきとは言いませんが、転職先を決めるための方向性だけは決めておいた方がいいでしょう。
そこで大事なのが、仕事を探す上での譲れないポイント(軸)を設定することです。
前項でも紹介しましたが、次の転職先で「これだけは絶対に叶えたいこと」をしっかり決めておくことが重要です。
今後転職する会社を決める上での重要な判断軸になりますし、軸がしっかりしていないと焦って転職してしまう危険性に繋がります。
しっかりと自分が幸せになるための判断軸を設定しておきましょう!
関連記事:転職しやすい月や時期はない!求人を見逃さないために必要なこと
いざという時のために貯金をする
転職先を決めずに退職する場合、転職活動でかかる交通費はもちろん、1人暮らしの場合には家賃や食費などの生活費も必要となります。
そのため、自分が安心できる最低限の貯金をしてから退職することをおすすめします。
私は転職先を決める前に仕事をやめてしまった経験があり、当時転職活動をする時間はたくさんありました。
ですが、転職先から連絡を待つ期間は何もできないし、その間は時間は流れるわけで、焦りだけが募っていくんですよね。
その結果、金銭的な余裕のなさから、自分に合わない仕事や環境を選んでしまう原因にもなります。
転職したからと言って全てのことに満足できるわけではない
どの会社で仕事をしていても、小さな不満は出てきます。
「環境を変えれば何か変えられるかも…」というような期待は危険かもしれません。
何を優先するかが大事で、ウエイトが大きい要素が満たされていれば、小さな不満は気にならなくなります。
人間関係が良ければ、大変な仕事でも乗り越えられるのと一緒だと思います。
軸を持って転職ができれば、入社後も満足した生活を送ることができるはずです。
【失敗しない】転職活動をしながら「考えてみる」という方法
転職するかどうかに悩んで立ち止まってしまうくらいなら、転職活動を始めてみて決断してみましょう。
私も4年前は自分の方向性にかなり悩んでいましたが、行動しないとその選択が正しかったのかさえわかりません。
すぐに転職しないにしても、自分が向いている仕事や挑戦してみたい仕事を探し始めることが大切です。
やってみたいことを「しなかった後悔」で終わらせないためにも、思った時に行動していきましょう。
もし今の仕事を続ける決断をしても、「自分と向き合った時間」は無駄になりません。
転職エージェントなら、あなたの希望する働き方や条件で求人を無料で紹介してくれます。
今では転職活動をする人が利用するのは一般的になりつつあるので、転職を考えたらまずは登録から始めてみましょう。
私は転職エージェントの相談がきっかけで、自分を見つめ直して転職に踏み切ることができました。
私が1番おすすめするのは、リクルートエージェントです。
リクルートエージェントの方は、熱心にサポートしてくれるのでこちらもモチベーションを保ちながら転職活動ができます。
まとめ:転職するかどうかは、転職活動を始めてみてからでも遅くない!
今回は、転職を決めるポイントと進め方について紹介してきました。
昔と違って、転職は自分のスキルアップとして選ぶ人も増えてきています。
もし新しい環境で何かにチャレンジしてみたかったり、理想の生活を叶えたいなどの目標があるなら、20代で挑戦することをおすすめします。
今私は20代後半ですが、20代前半に決断して行動してきて本当によかったと思っているからです。
27歳のとき、2度目の転職では、立ち仕事からデスクワークに転職しました。
パソコンを使うことも慣れておらず、異業種だったので覚えることも多かったですが、結果的には、自分の可能性を広げられるきっかけになったし、だからこそ今があると思っています。
年をとるにつれて、挑戦へのハードルがどんどん高くなっていきます。
少しでも転職したいと思ったのであれば、具体的に「なぜなのか」を掘り下げてみる。
そして、転職先を探す際の軸にして行動に移してみましょう!
行動した結果、素敵な仕事や人との出会いが待っているかもしれません。
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |