料理を始めたばかりの頃、「レシピを見て作っても工程の意味がわからない…」
上手に作れたとしても、「なぜその一手間が必要なのか」完全には理解できないでいました。
理由の1つとして考えられるのは、料理をする上で必要な知識が足りなかったからだと思います。
基礎となる知識があれば、レシピを見ても工程の意味がわかるようになり、楽しみながら料理のスキルアップができるはずです。
この記事では、料理の基本知識を身につけるための優先順位や学び方について実体験を基に紹介していきます。
contents
料理の基本知識を身につける方法
料理に必要な基本知識を身につけるためには、どのようにステップを踏んでいけばいいのでしょうか?
私の実体験から、効率的な方法を紹介します。
どう学べばいいか
まずは学び方。
料理初心者にとって、覚えなければいけない基本知識はたくさんあります。
調理法や味つけの方法、食材の選び方など…
レシピ1つを作るだけでも、その工程で様々な疑問が浮かんできて、解消されずにモヤモヤしている方も多いかもしれません。
少なくとも私はそういった経験があります。
では、料理の基本知識を確実に身につけるためにはどうしたらいいかというと、優先順位をつけることです。
何から身につければいいか
まずは基本の中でも、毎回料理に使う技術や知識を優先的に覚えることがおすすめです。
料理初心者が基本知識で学ぶ上で、効率的な順番をまとめると以下のようになると考えます。
- 食材の切り方を覚える
- 調理法を覚える
- 味つけの方法を覚える
- 食材の下ごしらえを覚える
- 食材の保存方法を覚える
- 食材の選び方を覚える
- 食材の栄養素を知る
学ぶ順番はあくまで優先順位をつけたもので、1つ1つの項目が終わらなければ次のステップに進まなくていいという意味ではありません。
ですが、このように項目として分けることで、知識を整理することができ、少しずつ知識を身につけていくことができます。
「自分がどの項目の知識を学んでいるのか」を整理しながら覚えられると、必要な時に知識を引き出しから取り出せるようなるからです。
知識を実際に活かして経験を積むことが大事
料理の基本知識を身につけるためには、経験を積むことが大事だと思っています。
頭ではわかっていても、実際にやってみると難しいという経験は誰でもあるかもしれませんが。
知識がなければできないこともありますが、知識があってもうまくいかないのが料理。
経験を積むことで知識が結び付き、レシピを見ても見なくても自分の頭で考えて料理ができるようになってくると思います。
1度経験した失敗や経験はノートにメモしておいて、次に思い出せるようにしておくのも基本を身につけるポイントです。
基本知識を身につけるステップ
基本知識を身につけるステップは、大きく分けて2つあります。
1つは「料理に関すること」。
もう1つは「食材に関すること」です。
料理に関わる知識を深めながら、食材の選び方なども身につけていきましょう!
1、食材の切り方を覚える
ほとんどの料理が包丁を使うため、最初に覚えておきたいのが食材の切り方です。
料理初心者のとき、まずはレシピを見ながら料理を作ると思いますが食材が正確に切れないと出来上がりに差が出てしまいます。
包丁の握り方や切るときの姿勢など、基本に沿って練習することで料理の完成度が変わってきますし、早く克服しておくことで料理の上達も早いと思います。
大事なのは
- 調理法に合わせて食材を切ること
- レシピと同じ大きさや厚さに切れること
- 最後まで均一に切れること
だと思います。
特に野菜の切り方はたくさん種類があり、練習が必要。
すぐに完璧を目指さず、いろいろな切り方のレシピに挑戦して練習していくのがおすすめです。

2、調理法を覚える
日本の家庭料理は、以下の7つの調理法に分けられます。
- 焼く
- 茹でる
- 炒める
- 揚げる
- 煮る
- 和える
- 蒸す
それぞれの調理法や特徴、ポイントを押さえておくと、レシピに書いてある工程が理解できるようになり、料理を作っていく中で知識が深まります。
調理法に合わせた火加減や調味料を入れるタイミングなどを押さえておくことがおすすめです。
そうすることで、料理を美味しく作れるようになります。

3、味つけの方法を覚える
味つけの基本を身につけるためには、まずは調味料をきっちり計ることが大事です。
調味料を感覚で入れるのではなく、レシピ通りの分量で計って入れましょう。
そのためには、計量スプーンと計量カップの使い方を身につけことが最重要になります。
そして、味つけの方法を身につけるためには、まずは基本となる「さしすせそ」について押さえておくことをおすすめします。

その上で、調味料の特徴を押さえることが大事です。
- 調味料自体の味を覚える
- 調味料の役割や効果を覚える
調味料には単に味をつける役割と、食材を柔らかくしたり、臭みを取るなどの役割があります。
これらを覚えることで、調味料を加えるタイミングや味の調整がスムーズになり、料理を作る上で自分で工夫ができるようになるのです。
レシピ通りに作れても、調味料を細かく見ないと作れないという場合は、調味料の知識を深めることで改善されるのではないでしょうか。
また、味つけの基本を身につけるには、味見が大切です。
以前はレシピ通りの調味料の量を頼りに作っていましたが、これではいつまで経ってもレシピ本を頼らなければいけないと思い、味見の方法を身につけました。
味見のタイミングや方法、ポイントを押さえることで美味しい料理が作れるようになります。
4、食材の下ごしらえを覚える
野菜のアク抜き、肉や魚の臭み取りなど、食材を美味しく食べれるための準備が「下ごしらえ」です。
下ごしらえは省いても料理はできますが、味や見た目に影響が出てしまいます。
特に魚介類の料理は、下ごしらえをしっかりすることで美味しく仕上がります。
野菜のアク抜きには変色を防いだり、にが味を取るためです。


5、食材の保存方法を覚える
食材をスーパーで買った後、どのように保存するかで鮮度が変わってきます。
冷蔵庫で保存するにしても、そのままだと水滴や乾燥により痛んでしまうことも。
お肉や魚から出たドリップを放置してしまうと、臭いの原因に。
料理を美味しく作るには、食材の鮮度を保つことが重要だと気づいてからは食材の保存方法についても知識を深めるようになりました。
押さえておきたいポイントは、以下の2つです。
- 食材の保存方法(常温、冷蔵、冷凍について)
- 食材の賞味期限
食材の賞味期限を押さえておけば、賞味期限が短いものから使うことができ、食材を腐らせることがありません。
鮮度がいい食材は栄養もあり、美味しく食べることができます。
6、食材の選び方を覚える
食材の保存方法と合わせて身につけておきたいのが、「食材の選び方」です。
同じ料理を作るにしても、新鮮な食材を使ったほうが美味しいというのは想像がつきやすいと思います。
食材の選び方を知ってからは、スーパーで食品を選ぶのが楽しくなりました。
美味しい料理を作るなら、鮮度の良い食材を選ぶことが大切。
安くても鮮度が悪そうなものは買わないこともあります。
新鮮な野菜には栄養素が多く含まれていますが、鮮度が落ちると栄養素も減少してしまいます。
さらに食材の知識を深めたいなら、野菜や果物の場合「旬」があるので、合わせて覚えておくのもおすすめです。

7、食材の栄養素について学ぶ
食材の栄養素について学ぶ必要性は、絶対ではありません。
ただ、同じ食材でも栄養素を効率的に摂れる方法を知っておくことで健康になれたり、バランスの良い食事を考えられるというメリットがあります。
料理を作るようになると栄養についても関心が持てるようになります。
そのため、気になる方は知識を深めていくことで料理がもっと楽しくなるかもしれません。
私自身も、これからもっと身につけたい点は以下の3つです。
- 5大栄養素
- バランスのよい献立の立て方
- 食べ合わせ
食べ合わせによっては食材の栄養素の吸収を阻害してしまうものもあるので、注意が必要です。
ただ、一緒に食べてしまってもダメなわけではなく、ドレッシングかけたり加熱をすれば大丈夫な場合も。
逆に一緒に食べると栄養価が高まる食べ合わせや、吸収がよくなる食べ合わせもあるので、知っているとより健康的な食事がとれるようになります。
まとめ
この記事では、料理の基本知識と学び方について紹介しました。
ここでは紹介しませんでしたが、料理が作れるようになってきたら盛り付けのスキルを上げていくのもいいかもしれません。
よく料理は見た目も大事だと言われるので、盛り付けが綺麗にできるともっと料理が楽しくなるからです。
学ぶ方法としては、Instagramなどを通じて盛り付けのコツをつかみ、真似をしてみるなどがおすすめです。
料理を楽しく続けるには、お気に入りのお皿を使うのもポイント。
お皿が変わるだけで頑張って作った料理が映えるし、何より料理へのモチベーションが上がります。
私は料理のモチベーションが下がった時は、お金が許す範囲で新しい道具やお皿を新調するようにしています(笑)
料理の基本になる知識を身につけて、作れるレシピを楽しく増やしていきましょう!
おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |