料理の基本

料理をレシピ通りに作っても、失敗してしまう9つの理由

料理をレシピ通りに作っても、失敗してしまう9つの理由

料理初心者の頃は、レシピを見て作ったつもりでも、失敗してしまったり「思ったものと違う」と感じることもあります。

私自身、レシピを見て作っているのに失敗が多ったです。

うまくいかなかったときは、どこに原因があったのかを探して、改善していく必要があります。

それを繰り返していけば、レシピ通りに料理が美味しく作れるようになりますよ!

料理初心者の頃を振り返り、失敗の原因を9つまとめました。

つばめ
つばめ
原因を探るヒントになれば幸いです。

料理をレシピ通りに作っても、失敗してしまう9つの理由

私自身も経験した9つの失敗理由をまとめました。

原因をつかんで、対処策を考えていきましょう!

1、手順が抜けてしまう・勝手に省いてしまう

自分の判断で手順を省いてしまったり、指示された工程を忘れて次に進んでしまったりすることがあります。

自分の判断で工程を省いてしまう時は、「今後まずはレシピ通りに行うこと」を意識しましょう。

  • 自分の判断で工程を省かない
  • もし「行う意味がわからない」場合はネットで調べる

私はこの2つ意識しました。

レシピの工程の意味がしっかり理解できれば、手順を飛ばすことなく作ることができます。

また、レシピを見ていてどうしても工程を見逃してしまい、忘れてしまう時は

  • メモに大まかな手順を書いておく
  • ステップごとにレシピを確認してから次に進む

ことで、失敗を防ぐことができます。

下処理や調理方法に不安があれば、事前に動画などを参考にして予習しておくとスムーズです。

2、食材の切り方が異なる

煮物や炒め物を作る時、レシピで指示された切り方や大きさで切らないと火の通りや味の染み込み具合が変わってきてしまいます。

大きすぎても、小すぎてもレシピの目安時間はブレてしまうので、私自身、慣れるまではできるだけレシピと同じ大きさにカットするように心がけていました。

自分好みの形や大きさでで切ってしまうと、仕上がりが変わってしまうので注意しましょう。

3、調味料の入れ忘れがある

私がよくやっていた失敗の1つは、調味料の入れ忘れです。

使う調味料の数が多いと、直前でバタバタしてしまい入れ忘れてしまうことも少なくありません。

食べてから気づいて料理が台無しになるよりも、調味料は最初に合わせておくことがおすすめです。

野菜炒めなど、短時間で仕上げる料理などは特に準備しておくことで調理が楽になり、調味料の入れ忘れを防ぐことができます。

キッチン台を綺麗にする

料理中は、テーブルの上をできるだけ綺麗にしておくことも大事です。

使ったお皿やざる、ボウルなどはシンクに入れ、手が空いてから洗うか先に片付けておきましょう。

綺麗な状態で調理を始めることで、途中で入れる具材や、調味料の入れ忘れを防ぐことができます。

4、使う食材と量が異なっている

以前私は、「さばの味噌煮」を作る際に「塩さば」を買ってしまいました。

料理は、食材を選ぶところから始まっています

食材を間違って買ってしまうと、もちろんレシピ通りの料理はできません。

買い物にいく前に、使う食材をしっかり確認し、疑問があれば選び方を調べておくことが重要です。

また、料理を始める時は使う食材の量にも気を配りましょう。

レシピでは、使う食材の量に合わせて調味料の量が決まっています。

レシピよりも食材を多く使うなら、調味料を増やす必要があるのです。

意外と忘れがちなポイントですが、「味が濃い」「味が薄い」などと感じる場合は、使う食材の分量に原因があると考えられます

初心者の頃は、調味料を自分で足したり引いたりすることが難しい場合もあるので、レシピに合わせるのがおすすめです。

調味料はしっかり計量スプーンで計って使うのはもちろん、できるだけ食材も計り、レシピの分量分を使いましょう。

5、レシピの時間だけを頼りにしている

「レシピ通りの時間で焼いているのに、焦げ目がつかなかった…」

「フライが油っぽい」

など、焼き(揚げ)足りない、逆に焼き(揚げ)過ぎなどの失敗もあるかもしれません。

私自身、料理初心者の頃はレシピに載っている時間を忠実に守り料理をしていました。

ですが、あくまで時間は目安です

レシピに載っているのは、完成するまでにかかるおおよその時間なので、食材の量や火加減、調理道具(熱伝導率)が異なれば時間は前後します。

しっかり自分の『目』で食材の状態を確認してから、料理を完成させましょう。

慣れてくると、揚げ物は音で判断できたり、食材によっては匂いなどで判断することができるようになります。

「目」「耳」「鼻」などの感覚で料理を覚えるのが重要です。

6、火加減を守っていない

レシピで火加減が載っていない場合は、基本的には「中火」です。

それ以外の指示があれば、しっかり火加減を守って調理をする必要があります

私自身、強火が怖くて中火で調理してしまい、食材の水分が飛ばずにベチャッとした野菜炒めになってしまったこともありました。

火加減の調整は時間とも関係があり、正しく守る必要があります。

火加減を守っているのに、上手にできない場合

火加減を守っているのに、焼き足りない、食材を焦がしまうという場合もあるかもしれません。

その場合は、使っているコンロの弱火、中火、強火の状態を再度確認して、正しい火加減の調整ができるようにしましょう。

よく焦がしまう場合は、調理している間に火が強すぎる場合があるので、少し火を弱めたり。

揚げ物などは、食材を入れると温度が下がるので1度火を強めてから弱めの中火〜弱火にするなどの調整を行います。

「レシピ通りの火加減でやっているから最後まで大丈夫」ということはなく、ここでも自分の「目」で食材の状態を確かめることが重要です。

調理中も火加減の調整を行うようにしましょう。

7、使う調理器具が小すぎる・大きすぎる

炒め物をする際、材料に対してフライパンが小すぎると水分がうまく飛ばずにベチャッとしてしまうことがあります。

食材の量や料理の種類に合わせた調理器具を選ぶことは、料理をする上でとても大切です。

レシピを選ぶ際も、「持っている調理器具で作れるか?」「もし作るなら、どのフライパンや鍋の大きさで作ろうか?」と事前に考えておくのもいいかもしれません。

8、調理時間を守っていない

6とは矛盾しますが、レシピに記載のある調理時間を守っていないことも失敗の原因として挙げられます。

炒め物の例が多くなってしまうのですが、炒め物は長い時間火にかけてしまうと、野菜から水分が出てしまうため、出来上がったらすぐに食べるほうが美味しいです。

私自身、料理が不慣れな時は先に作っておいてそのままフライパンで温め直して食べていたこともあり、その場合は野菜がしんなりして食感もなく、味も出来立てより落ちていた、なんてことがありました。

料理によっては温め直しが難しいものもあるので(揚げ物など)、食べる時間から逆算して作れるようにするのも大事です。

レシピを再現するためには必要なことかもしれません。

9、味見をしない

レシピ通りの調味料を入れたからといって、味が完成しているとは限りません。

前述しましたが、環境が異なると味つけにも影響が出てきます。

同じ分量の野菜を使っていても、時期によって水分を多く含んでいる食材もあり、味が薄く感じられたり、かぼちゃなどは甘さが足りないと感じることも。

味見をして、「何かが足りない」と思ったら、自分で味の調整をすることが大切です。

「足りない」と思った自分の感覚が正解です。

最初の頃はレシピと違うことをすると不安かもしれませんが、「足りない」と感じたら味を整えてみる。

レシピ通りに作っても「味がパッとしない」と感じている人は、この方法を実践するだけで料理の仕上がりが変わってくるはずです。

レシピ通りに作っても、必ず最後に味見をするようにしましょう。


レシピ通りに美味しい料理を作るコツ

前の項目では、レシピを見ていても失敗してしまう原因を9つ紹介しました。

ここでは、料理を作る際に失敗を防ぐ3つのポイントをまとめています。

もしよかったら参考にしてみてください。

疑問を持ったまま料理を進めない

私が料理で失敗を招いた根本的な原因は、「わからないことをそのままにして料理をした」という事実だったように感じました。

初心者の頃は料理知識について知らないことが多く、レシピを見ながら料理を作るのもすごく大変なことだと思います。

慣れるまでは調べること1つでも大変だし、時間もかかりますが、調べればその時に経験になるということは間違いありません。

料理にかけれる時間はそれぞれ異なるので、簡単なレシピから作っていくというのもおすすめです。

しっかり調べて事前準備をしても、失敗してしまう時もあります。

でも、失敗がいけないわけではなく、原因を理解してどう対処するかまでわかっていれば、料理は上達すると思います。

そのためにも、未然に防げる失敗を防ぐのが重要です。

料理の完成イメージを持つ

「レシピ通りに作ってるのに、なぜかパッとしない…」

私自身、「時間も守っているし、味付けも大丈夫なはずなのに」と思うこともありました。

その場合、レシピを見ながらでも、自分のイメージに近づけて料理をすることをおすすめします。

すると、最後の味付けや食材の状態をイメージした上で料理を作ることができるので美味しくなるのです。

たとえば、フライなら「サクサクに揚がった状態をイメージする」、チキンソテーなら「パリパリの皮にたれをかけて食べたい」など。

作りたい料理のイメージに近いレシピを選ぶと、工程の意味も理解しやすくなりますよ。

チキンソテーは鶏肉の皮をパリパリに焼くために、「中火で焦げ目がつくまでしっかり焼く」という意識が頭に残り、料理しやすくなります。

自分が思い描いた料理の仕上がりに近づきやすくなるかもしれません。

新しい知識、改善点をメモに残す

料理初心者の頃は、料理の記録を残しておくことで「失敗を繰り返さない」「覚えた知識を忘れない」という点でおすすめです。

ノートに記録してくことで、私が良かったと感じる点は2つです。

  • 失敗の原因を深掘りし、対処法を考えることができる
  • 同じ料理を作る時に、前回の失敗点を確認できる

メモがもしめんどくさくて覚えておきたいことがあったら、ブックマークしておくだけでも。

次に確認する時にすぐ開けるので便利です。

知識を1度で身につけることは難しいので、学んだことを繰り返すための工夫が大事だと思っています。

さいごに

料理初心者の頃は、まずは正しい料理知識を覚えることが重要です。

レシピを参考にしてどんどん経験を踏んで料理を覚えていく時期。

だからこそ、その過程で起こる失敗が多いと不安になることもあるかもしれません。

私自身、失敗して落ち込むことも多かったですが、まずは「知らないこと・わからないことは調べる」というように意識を変えたところ、少しずつですが料理が上達していきました。

無理なく知識を深めて、料理を続けていきましょう。

以下の記事では、私がどのように料理を上達させてきたのかを紹介しています。

関連記事:料理を上達させるために、私が1年間意識してきたこと

よかったら参考にしてみてください。

つばめ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ABOUT ME
つばめ
25歳で国家資格キャリアコンサルトを取得。飲食店、販売職、塾講師、ベルガール、グランドスタッフ、コールセンターなどの職種を経験。現在はブロガーとして月間4.2万PVの当メディアを運営。女性の自由な働き方や生き方を発信している。料理家兼フードアナリストとして、食と健康についても発信中。海外向けに「健康的で美味しい」をモットーに、英語でレシピを紹介している。高校から大学まで英語を専攻し、カナダ留学の経験あり。詳しくはプロフィールにて。
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