こんにちは、ツバメです。
今回は
- 接客業から事務職に転職を考えている人
- 自己PRで何をアピールしたらいいかわからない人
- 面接官の目に止まる志望動機の書き方を知りたい人
に向けて記事を書いていきます。
私自身、接客業から本社勤務に転職をした際に、異業種でも通用する能力って何があるのかな?と戸惑いました。
履歴書、職務経歴書はただ単にあなたの経歴を書く目的ではありません。
求人を出している企業に『〇〇さんに会ってみたい』と思ってもらえる応募書類を作ることが大事です。
そのためには、会社にとっても有益な強みを計画的にアピールしながらも、あなたの人柄の良さが伝わるような自己PRや志望動機を作ることが大事です。
ここでは接客業を10年やってきた筆者が、本社勤務に転職を成功させた経験をもとに応募書類の書き方を紹介していきます。
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contents
【接客業から事務職】自己PR①接客業の強みを知る
まずは接客業をやっていたからこそ、身についた能力はどんなものがあるのかを紹介していきます。
読みながら、あなたが経験したことをイメージしてみましょう。
コミュニケーション能力
初対面のお客様と関係を築いて商品をお買い求めいただく一連の作業を極めていたことは、コミュニケーション能力の高さを表すためどんな職種にも最大の武器になります。
たとえば、お客様が話すスピードや声の大きさに合わせて会話を心がけたことや、お客様が抱えている不安や疑問点を解消してあげることで信頼を得たなど、接客で無意識にしていたことも思い出してみるとアピールできることがあるのではないでしょうか?
あなたがお客様から信頼を得るために、接客への姿勢や、お客様への気遣いや配慮を思い出してみましょう。
ヒアリング能力と商品提案力の高さ
商品販売では、お客様によって商品を選ぶ上での決め手も異なります。
販売の場合にはお客様と一緒に商品を選ぶ上で、どのようなステップでヒアリングをしていたかを思い出してみましょう。
たとえばお客様がアウターが欲しいという時、どんな服と合わせたいのか(普段カジュアルが多いのか、綺麗目の服を着るのか)、予算はどれくらいなのかなど。
ただ質問を繰り返しているだけでもお客様はうっとうしく感じてしまうので、1つの質問をしてお客様の返答があったら、そこから会話を広げてニーズを把握しているというエピソードもあるかもしれません。
元々お客様も自分がほしい商品がわからなくて、会話をする中でほしいものが明確になってくる場合もあるので、そういった経験があればヒアリング能力をアピールすることができます。
顧客満足度のために考えて行動することができる
お客様の期待以上のサービスを提供するのが接客業です。
顧客満足のために考えて行動して、とても喜ばれたことやお客様が笑顔になったことを思い出してみましょう。
常連のお客様であれば、好きな商品を把握しておいて新商品が入ってきたら入荷したことを来店時に知らせてあげるなど。
お客様は「自分のことを覚えてくれていること」に感動します。
常連のお客様がよく来てくれていたという場合には、再来店してくれるきっかけになったエピソードを思い出してみましょう。
相手の目線に立つことができる
接客や販売では、お客様目線でサービスの提供が求められます。
そのためお店作り1つでも、お客様からの見やすさや快適さを意識しているのではないでしょうか。
- お客様が見やすい価格表の展示の仕方を考えたり、商品を探しやすい陳列に工夫していた人
- 常にお客様から「明るいお店・元気のあるお店」に見てもらいたい一心で、挨拶やお店の雰囲気作りに力を入れてきたという人
相手の立場に立って自分の行動を考えて実行した経験は強みとなるので、具体的なエピソードを思い出してみましょう。
顧客満足度と会社の利益と両立させることができる
お客様が満足に思っていただけるだけではなく、同時に会社としても利益をもたすことのバランスを取る必要があります。
大げさですが、お客様が喜んでくださるからといって無料でサービスを提供していては会社は成り立ちません。
しかしながら、売り上げ確保に重点を置きすぎるとお客様にもそれが伝わり一生来てもらえなくなってしまう可能性があります。
お客様にも満足いただけて同時にお店へ貢献できた売り上げ実績があると、さらに転職先の会社でも高い評価が期待できます。
【接客業から事務職】自己PR②企業が求めている人物像を想像する
自己PRを考える上で、応募する企業で求められているスキルや能力を意識することは非常に大事です。
転職活動は、恋愛と似ています。
気になっている異性に趣味や好みを聞いて、その話題で盛り上がれれば相手に関心を持ってもらえますよね。
恋愛と同じで、会社の求める人物像を知った上で自分をアピールできたほうが効果的です。
- 職種で必要とされるスキルや能力を見ておく
- 求人票で求める人物像を確認しておく
この2点をおさえて、ノートや携帯にメモしていきましょう。
たとえば、事務職の場合は与えられた業務をこなしながらも、関連する部署の間を繋いで円滑に物事が進めなくてはいけません。
そのため、下記の通りの能力や人間性を求められます。
- 段取りを組んでこなせる人
- 指示された内容を正確に理解する能力
- 関連部署との関わりが多いので、相手の心境や状況を読み取り最善の方法を考えられる能力
- ただ仕事をこなすだけではなく、協調性や気遣いができる人
応募職種に求められるものがわかっていないと、的外れの自己PRになってしまいがちです。
自己PRを考える際にはどの能力なら自分の経験をアピールできるかを考えて選んでいきましょう。
そうすれば、企業側にもあなたが入社後にどんな働きをしてくれるのか、イメージしやすくなり有効です。
【接客業から事務職】自己PR③企業に刺さる文章を書く
次に「接客業で身についた能力とは」で挙げたスキルを、応募職種に活かせる能力かどうかを見極めます。
- コミュニケーション能力
- ヒアリング能力と商品提案力の高さ
- 顧客満足度のために考えることができる
- 相手の目線に立って考えて行動ができる
- 顧客満足度と会社の利益を両立させることができる
自己PRとして使用する項目が決まったら、次にアピールするために裏付けとなる実績や評価を思い出してみましょう。
根拠を持って説明するためには、具体的な数値を含めることが大事です。
また、お客様から感謝された言葉を引用するのも効果的ですよ。
具体的な書き方は、【土日休みの仕事に転職したいとき】成功をつかむ転職理由の考え方の「自己PRを考える」で紹介しています。
【接客業から事務職】志望動機
最後に大事な志望動機の書き方を紹介していきます。
接客業の強みを活かして何ができるかを伝える
事務職としての経験がないとしても、接客業で培った経験や実績をアピールできれば「あなたにしかできない仕事の取り組み」が評価されます。
自己PRでアピールした強みを軸にして志望動機を作りましょう。
たとえば
周囲とコミュニケーションを取り合いながら、協力して仕事を行い業務の効率化を図っていきたい
など、入社後に実現したいことを具体的に書いていくのが大事です。
関連のある資格取得や取り組みをアピールしよう
独学で勉強していることがあれば、応募書類に書いておくことをおすすめします。
具体的には、応募企業と関連性のある資格取得を目指している最中ならば、履歴書の「免許・資格」の欄に「〇〇の資格取得に向けて勉強中」などと書いておくと、やる気をアピールすることができます。
面接まで進んだら、さらに現場で業務経験を踏んでいきスキルを身につけていきたいという謙虚な姿勢を見せることが大事です。
応募書類を提出する前にやるべきこと
自己PRや志望動機は、できるだけ早い段階で第三者に見てもらうようにしましょう。
せっかく作成したのに「効果的に表現ができていない」理由で、書類選考の時点で落とされてしまう可能性があります。
転職エージェントは、無料で転職支援を行なっているためサービスの1つに応募書類の添削も含まれています。
企業との縁を無駄にしたくないなら、この機会を賢く活用していきましょう。
初めての転職エージェントなら、リクルートエージェントがおすすめです。
求人サイトに載ってない求人の紹介を無料で受けることができるため、より自分に合った環境を選べます。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
まとめ:接客業から事務職への転職を叶えよう!
- 自己PRは、「接客業で得た能力」をアピールすること
- 志望動機は、「具体的に挑戦したいこと」を書くこと
私の経験上、デスクワークの仕事に就いても接客業での経験はとても「活きている」と感じます。
書類作成は転職活動のための作業と捉えがちですが、あなたを知ってもらうための大切な情報です。
自分が自信を持って強みをアピールすることができれば、企業側に魅力が伝わり「会ってみたい」と思ってもらえる応募書類になるはずです。
書類の作成ができたら、必ず第三者に見てもらうことも忘れないようにしましょう。
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |