言いたいことが言えずにいることでストレスが溜まり、そんな自分の性格を治したいと考えていませんか?
その場の空気を読むと、なかなか言いたいことが言えないという人もいると思います。
私自身、空気を気にしすぎて自分の思いをなかなか言えないタイプです。
しかし今は、伝え方のちょっとしたコツをつかめたことで言いたいことは言えるようになりました。
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言いたいことが言えない性格は長所でもある
周りに意見を言える人がいると、自分も同じように「素直に言えたら楽になるのに…」思っていました。
言いたいことが言えないことは、自分にとって短所だと思ってしまいがちです。
しかし、場の空気を優先して相手の意見を尊重できることは、長所でもあるのです。
無理やり自分を変えようと思っている方は、そこが自分の長所でもあると気づけると気持ちが楽になるかもしれません。
場の空気を大切にする人の長所とは
空気を大切にする人は、周りとの意見の衝突をできるだけ避けたいと思っている人が多いです。
そのため自分の意見と大きな違いがなければ、周囲の意見との共通点を見つけ出すことができます。
チームの意見が対立しているとき、それぞれの主張を尊重できるためチームを同じ方向にまとめることができます。
隠れたリーダ的な素質があるといわれています。
私自身、リーダーは外交的なイメージが強かったので今でも「自分にリーダーは向いてない」と否定したいのですが、調和を大事する人はチームをまとめる能力に長けている理由からリーダーに向いているといわれています。
これって誰にもできることではないので、人から見たらすごいことなんです。
みんな自分の意見が正しいと主張したいですからね。
一方で場の雰囲気を大切にする素質が強く出すぎると、意見の衝突が怖いことで自分が本当に伝えたいことを飲み込んでしまうのも事実です。
意見が言えないことでストレスを溜め込まないよう、必要なときには言いたいことを言えるバランスを持っていく必要があります。
意見を伝えても人に怒られないから大丈夫
私自身、自分の本音を伝えることで人から怒られるのではないかという心配がありました。
自分が意見を言うことで、相手を怒らせてしまったり困らせてしまうことを考えると、その場で自分が我慢すればいいという気持ちになることも多かったです。
その背景には、下記のような幼少時代の経験が関わっていました。
- 話を聞いてもらえなかった経験
- そんなことで悩んでるの?と否定された経験
- 人に怒られた経験
自分が言いたいことを言うことで「人に嫌な顔をされてしまうのではないか?」「嫌われるのが怖い」と思っている人も少なくありません。
でも大丈夫です。
あなたが困っていることを伝えても、相手は迷惑ではないですし、あなたを否定する人ばかりではありません。
自分の意図したことが相手に伝わる経験が増えると、伝えることが怖いと感じなくなるはずです。
勇気を出して伝えたことをしっかり受け止めてくれる先輩や上司がいたからです。
後半でもお伝えしますが、意見を伝えて頭ごなしにあなたを否定するような会社なら辞めるべきだと思います。
伝えたくないことを無理して伝える必要はありませんが、今後は「抱えてしまうな」と思うことは相手に一言伝えてみるようにしましょう。
次の項目では、具体的な方法を紹介していきます。
仕事で言いたいことが言えないストレスの対処法
相手に言いづらいことや自分が抱えている問題を話そうとするとき、最初はどう伝えたらいいかわかりませんでした。
- 話していくうちに本当に伝えたいことがまとまらなくなり、自分の意向と違った形で伝わってしまった
- 自分が問題を抱えすぎて我慢が爆発し、突拍子もなく相手に伝えてしまい傷つけてしまった
経験もあります。
あらかじめ自分の思いを伝える方法がわかっていれば、言いたことを抱え込まず相手に伝えやすくなります。
言いたいことを書いてまとめてみる
話しかけようとしてもどう伝えたらいいかわからないとき、言いたいことがまとまっていないという状態もあります。
まずは人に伝える前に、自分がモヤモヤしていることを紙に書き出してみましょう。
自分の状況が客観的にわかることで相手にどうしてほしいのか、整理することができます。
思ったことをすべて箇条書きにしていくと気持ちも落ち着き、それを見て自分が伝えたいことを冷静に分析することができますよ。
「意見+意図」をセットで伝える
仕事でわからないことや、疑問を持ったことを上司や先輩に相談することもあると思います。
相手に自分の意向がうまく伝わらないと、それがトラウマになり自分の中で抱え込んでしまいがちです。
質問や何かの提案をする際は、意図を一緒に伝えることがポイントです。
なぜその話題をあげたのか、背景を知らせるだけで格段に相手に意見が伝わりやすくなります。
相手に質問をする際、先に
「〇〇について聞きたいことがあります」
と意図を伝えてから話し始めると、話がスムーズに運びます。
依頼をするときは、理由も説明する
自分1人で仕事を終わらせることができると思っていても、実際には予定通りに終わらせることが難しいこともあります。
その際、人に助けを借りなくてはいけません。
仕事を依頼するのはけっこうハードルが高いものですが、理由を伝えるように工夫すると相手も受け入れやすくなります。
たとえば下記の理由を示すことができます。
- 先に自分が対応しなければならない業務ができてしまったので〜
- 仕事の締め切りまでに1人では対応が難しいので〜
仕事を手伝ってもらうことは迷惑ではありません。
「助けてほしいけど言えない」という状況は自分を苦しめてしまうので、今回の手順で周りに助けを求めてみましょう。
仕事が断れないなら、3つのステップで断り方を覚える
仕事を任されたときに、無理だとわかっていても断れないという人は3つのステップを意識して断り方を身につけましょう。
具体的には、下記の通りです。
- 謝罪→「申し訳ございませんが」「申し上げにくいのですが」などのクッション言葉を使って対応が難しいことを伝える
- 理由→「仕事が立て込んでおります」などの理由を簡潔に説明する
- 代替案→「来週以降でよろしければお引き受けいたします」などの代替案も伝える
このように伝えると、急を要する場合は他の人に仕事をお願いしてくれる場合もあります。
仕事を断れない人は、上記の流れで伝えてみましょう。
本人に伝えにくいなら上司や先輩に相談してみる
同僚や先輩のミスに気づいたとき、直接本人に言いづらいことってありませんか?
- 同僚に注意をしたら、いやな顔をされるのではないか
- 先輩に間違いを指摘することで、関係が気まずくなるのが怖い
相手のミスや失敗は伝えてあげるほうが本人のためだとは思っていても、言いづらいことってありますよね。
直接指摘しづらいなら、上司から相手に伝えてもらうという手段があります。
同僚の間違いや直してほしいことがあるなら、あなたから伝えるよりも先輩や上司から伝えてもらうほうが同僚や先輩のプライドを傷つけることがないからです。
部下の悪いところも注意するのが上司や先輩の役目です。
言いたいことが言えない原因が職場にあるなら
言いたいことが言えないと言う場合、職場環境に原因がある可能性もあります。
- 上司に意見を伝えたところ、怒鳴られた経験がある
- パワハラがあって上司の前だと萎縮してしまう
上記の場合は、職場環境に問題があります。
あなたの意見を真っ向から否定したり、人格をけなすような職場に残り続ける必要はありません。
これ以上、仕事を続けるとあなたの精神状態によくありませんので、転職を考えることが必要です。
自分に合った職場を見つけることで、言いたいことを言える環境に変えていきましょう。
参考記事:転職活動のやり方をステップごとに紹介【準備や始める方法も】
さいごに
今回は、仕事で言いたいことが言えないストレスを減らす方法を紹介しました。
周りのことを大切にすることは、あなたの長所でもあります。
それゆえ、なかなか本音を言えないことでストレスを溜め込んでしまうという人は、ぜひこの記事で紹介したことを実践してみてください。
最初は勇気がいるかもしれませんが、伝え方に慣れてくると負担が少しずつ減っていきますよ。
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