忙しいのに、手一杯なのに、仕事を頼まれたら断れない。
そのせいで仕事がたまってしまっていませんか?
「仕事を断りたい、でも断れない。」
その結果、残業が増えてしまい、精神的にも疲れてしまう人もいます。
私自身がそうだったのですが、仕事が溜まるのは、頼まれた仕事を「大丈夫です」といって引き受けてしまうことが理由の一つとして挙げられます。
仕事を断りたいけど断れない時、人に自分の思いをどう伝えたらいいのか、どのくらいのさじ加減で断ったらいいのか悩んでしまいますよね。
最終的に仕事に追われて「なんで私ばかり忙しいの」と思ってしまうこともあると思います。
残業をせざるを得なくなり、仕事を引き受けてしまったことを後悔し、周りに対してのイライラを感じることもあるでしょう。
こういった働き方が続くと体への疲労だけじゃなく、精神的にもストレスが積み上がってしまいます。
その働き方が辛くて仕事を辞める人の中には、転職をしても同じような状況に苦しんでしまうケースが少なくありません。
仕事以外でも、人からの誘いを断るのが苦手だという人の参考の一つにになれたら幸いです。
contents
仕事が断れないことで、仕事が溜まる毎日だった
私は自分の仕事以外にも、急きょお願いされた仕事をこなすことに精一杯で、残業が続くことがありました。
- 仕事を引き受けたけど思ったより時間がかかって、定時に終わらない
- やりたいことができなくて、今日終えるはずの仕事が持ち越しになった
このように、仕事が断れないことで仕事が溜まるケースがあると思います。
最近では、企業によっては残業を”よし”としていない会社もありますし、定時以降も仕事をすることは、場合によって自分の評価(良くない方)にも繋がってしまいます。
何よりも、断れないことで自分にストレスが溜まってしまいます。
断れない状態から少しでも楽になれる状態を目指せると、自分ができることで最大限、無理なく働くことに繋がるといえるでしょう。
関連記事:仕事が多すぎる!終わらない不安があるなら、タスクを見える化しよう
仕事が断れない性格の一面がある人の特徴
断りづらいと感じる
仕事が断れない時は、相手がどう思うかを考え過ぎてしまうことがあります。
「もし仕事を断ったら相手にどう思われるだろう」「甘いと言われて怒られるかな」と、相手からどう思われるかを考えてしまうのです。
私自身、上司からの評価を気にしてなんでも引き受けてしまうことがありました。
頼られたら反射的に引き受けてしまう
頼られたら「わかりました」と返事をして、考える暇もなく引き受けてしまうことが考えられます。
「頼まれた仕事は全て引き受けるもの」だと感じていることが原因です。
仕事が終わらずに残業になってしまい、頼まれた以上は「自分がやらないといけない」と感じ、あとで後悔してしまうこともあるでしょう。
断ることが悪いと感じる
人から頼まれたことに対して、断ることが悪いことだと思っている場合があります。
仕事量を考えて「無理だ」と思っても、断れないこともあるかもしれません。
仕事の断り方と断る時の理由
仕事を断る選択肢を持つ
仕事をしっかりやってくれる人に相手は頼みごとをすることから、それはあなたが信頼されていることでもあるのです。
ですが、他の仕事で手一杯な状態なのであれば、他の仕事まであなたが背負う必要はありません。
なぜなら、依頼した人は手が空いている人にその仕事を頼む手段があるからです。
まずは、仕事を頼まれた時に「自分がやらなければいけないことなんだ」という思いを手放すことから意識してみましょう。
自分が断れる選択肢があることに気づけば、次回以降、仕事を引き受ける際に考えてから仕事を引き受けることができます。
仕事を断るかどうかの判断方法と伝える理由
自分の状況を見て仕事を断るかどうか判断するためには、今すでに抱えている仕事が定時に終わるかを最初に見極めることが大事です。
自分の仕事の進み具合を考えることで、頼まれた仕事ができるかどうかを正確に判断できるようになるからです。
このステップで仕事を引き受けることが難しいと判断した場合、下記のように伝えてみましょう。
「すみません、今この仕事を〇〇時までに終わらせなくてはいけないので、今の私では手が回りません。他の方にお願いして頂くことはできますか?」
もしくは、内容を聞いて急ぎじゃない場合や、どうしてもあなたにやってもらいたい仕事と言われたら、自分ができる範囲の期日を交渉するようにしましょう。
仕事を引き受ける前に仕事内容を確認し、どのくらいの時間がかかって、いつまでに終わらせなければいけない仕事なのかを確認することで、できるかどうかの判断が必要です。
関連記事:仕事が間に合わないのを防ぐには、かかる時間の見積もりが大切
仕事を断る勇気の持ち方
先ほども触れましたが、仕事が断りづらいと感じる人は、仕事だけではなく人からの誘いや頼まれごと全てに対して、「断ることが悪いこと」だと思ってしまう場合もあります。
私もそういった過去があったのですが、断る権利はみんな持っています。
自分の気持ちを押し殺してまで相手に気を使う必要はないのです。
私は、自分が手いっぱいのことは人に頼むことができるという事実に気づくことで、「断ること」に対してのハードルがかなり低くなりました。
また、仕事を断らないで引き受けることのデメリットもあります。
それは、相手からの依存を生んでしまうことです。
相手は何度か頼むうちに
「あの人なら頼んでも引き受けてくれるだろう」
という思いが出てきてしまいます。
それが依存になってあなたを苦しめることになってしまうかもしれません。
仕事が断れないことでこれ以上苦しまないためにも、断る勇気を持ちましょう。
仕事を頼む側はあなたの状況がわからない
他にもなぜ、仕事を断っていいのかというと、相手はあなたの状況を知らないで仕事を依頼しているという事実があるからです。
そのため、こちらの状況を伝えれば大抵の場合、理解してくれます。
ブラック企業じゃない限り、相手も無理してあなたが仕事を抱えることは求めていません。
相手は自分(あなた)の状況を知らないので、自分から状況を伝える必要があります。
自分にできることは限られているので、できないことはできないと伝えてみるようにしましょう。
まとめ
この記事では、仕事が断れない状態から少し考え方を変えて、無理なく働ける方法を紹介してきました。
私自身、人からの頼みごとを断れない状態の時は、結果的に自分が苦しむことが多く、「断れない」自分を責めていたことがあります。
「断りたいのに、断れない」のはストレスが溜まってしまいます。
ですが、その状態から少しだけ考え方を変えた時、できることで最大限力を発揮できるようになりました。
無理をすると、仕事にも影響が出てしまいます。
仕事を頼まれたら、すぐに「Yes」と返事をしてしまう場合もあるかもしれません。
その場合は、一度自分の状況を考えてから返事をすると、無理な仕事を引き受けにくくなります。
おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |