「仕事を辞めたいけど、甘えなんじゃないかな?」と思っていませんか?
仕事内容が向いてない、環境が自分に合わないことが理由だと、「適合できない自分が悪いのでは…」と思ってしまうかもしれません。
確かに入社してすぐの退職は、仕事内容や環境に慣れていない可能性があるため、甘えと取られてしまっても仕方ないことはあります。
しかし、しっかり自分の将来を考えた上での選択なら甘えではないですよ。
「ノルマを達成し続けることがつらい」という一見、甘えに聞こえる理由だとしても、そこにはこの仕事を通して成長できる自分が想像できないという未来を考えられているからです。
職場の人や家族に相談したら、「どんな仕事でも大変だ」と言われたという人も、この記事を読めば自分の決断に誇りを持てるはずです。
このままつらい仕事を続けてもうつ病などの精神的な病気にかかってしまうこともあるので、早めに今の状況に対処していきましょう。
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「仕事を辞めたい」は甘えじゃない
「仕事を辞めたい」と思った時に、甘えだと感じてしまう人が少なくありません。
実はわたし自身、前職の仕事を辞める時に「ノルマがつらい」「クレームがつらい」という理由がきっかけになっていたことで、「自分が仕事に対して甘いのではないか」と考えることがありました。
しかし、最終的に仕事を辞めて後悔するどころか「早めに辞めてよかった」と思うことのほうが圧倒的に多かったです。
仕事を辞めて転職してもいい理由をここで紹介していきます。
関連記事:仕事に限界を感じるなら、無理しない働き方は選べる【辞める選択】
営業ノルマがつらい
販売や銀行窓口などで与えられるノルマが原因で、営業的な素質が合わないと感じている人も多いのではないでしょうか?
私は販売を始めた頃、入社前に思っていた業務よりも営業気質が強いことで苦しみました。
しかしその後も「販売職だから会社の利益を取ることが仕事」だと思いながら、頑張ってきたんです。
そこそこ仕事に慣れてきたところで、「やっぱり営業ってきついな」と思うことがあったのですが、それはお客様に高い商品のほうを勧めなくていけないことだったんですよね。
本当は、リーズナブルな商品でもいいところを、会社の利益を優先して高い商品を売らなければいけない。
お客様を騙しているかのうような自分の行為に対して割り切ることができず、「自分にはやっぱり営業は性格的に合わないんだな」と実感しました。
営業が嫌で仕事を辞めるのは「甘えなんじゃないか」と思うかもしれませんが、1年以上続けられたなら十分、甘えでの転職ではないと思います。
一定期間仕事を続けてみて自分の性格に仕事が合っていないのであれば、新しい仕事でスキルアップを目指したほうが楽しく働きつつ成長することができますよ!
関連記事:「仕事から逃げたい」は甘えじゃない!辞めるのも逃げじゃない
クレームを受けるのがつらい
接客業やコールセンターでの仕事の場合は、お客様からのクレームが避けられないですよね。
クレームはトラウマになることが多く、「次にまたクレームを受けたらどうしよう」と感じて仕事が怖くなってしまう人も少なくありません。
クレーム対応は慣れとも言われますが、人によっては怒られることが恐怖で耐えられない人もいるんですよね。
過去の私が実際にそうで、コールセンターをやっていた時に受けたクレームがトラウマになり、最終的にはクレームがつらいことで辞めました。
今では人間不信になる前に辞めて後悔はないです。
〇〇が嫌で辞めるって、逃げだとか甘えだと思われるのが怖かったりしますよね。
でも、精神的に追い詰められてからでは遅いんです。
クレーム対応が上手になっても、仕事を辞めたらなんにも役に立ちません。
無理に乗り越えなくても、あなたが輝ける仕事で輝いて良いんですよ。
私はそちらの道を選びました。
関連記事:仕事のクレームが辛い!辞めたいなら、生き生き働く日を手に入れよう
人手不足で仕事量が多いことがつらい
仕事を不当に押しつけられる、仕事量が増えて残業が多いという状況に追い詰められていませんか?
人員不足の関係で1人当たりの仕事量が増えて、あなたにその分の負担がかかっているのは会社の都合です。
社員の入れ替わりが激しかったり、ましてや経費削減のために人員をあえて少なくしているとしたら、それは会社が社員を大切にできていない証拠でもあります。
これ以上、会社のために尽くしても体を壊してしまうどころか、将来に役立てるスキルや経験が残らず給料だけが残るなんてことも。
給料も生活費にいずれ消えてしまうので、辛かった過去の思い出だけが残ります。
私の新卒入社の会社でのことですが、会社が社員を大切にしていないことを知ったとき、「もうこれ以上、この会社のために働き続けるのは嫌だな」と思ってしまいました。
それから退職して正解だったのですが、会社によっては「仕事が辛いというのはお前が甘えている」と言われることもあるかもしれません。
しかし、それは会社都合ですので気にせずに、自分の健康や将来のことを考えたほうが幸せになれるはずですよ!
関連記事:人手不足で会社を辞められないのは思い込みだった!退職までの方法
うつ病になってから仕事を辞めたいと思っても遅い
「仕事を辞めたい」と思うのは、甘えではありません。
しかし、中には「もう少し頑張ってみよう」という気持ちがあることで仕事を続ける人もいます。
私は、ありがたいことに精神的に追い込まれる前に仕事を辞める決断をしたため、体調を崩したことはありませんが、人によってはうつ病を発症してしまって止むを得ず退職するという人も少なくないんです。
辞めることの決断は勇気がいりますが、自分を守るためにも必要。
自分に合わない環境で無理して合わせ続けた結果、こころが壊れてしまったらその後はあなたが背負っていかなければいけません。
うつ病になるとしばらくの間は休養が必要なので、一定期間働くことから離れなければいけません。
社会に復帰する際には、仕事をしていなかったブランクがあるため、不安を感じる人もいるんです。
そのリスクを考えると、環境を変えて自分らしく働くことを選んだほう良いと思いませんか?
仕事が辛いのに、転職に踏み切れないという人がいたら、「周りなんて関係なく素直に自分の意志に従っていいんだよ」と声をかけてあげたいです。
無理をして仕事を続けることで、ある一定のストレスの限界が来た時、転職することすら考えられなくなってしまうと聞きました。
だからこそ、その前に転職に踏み切りましょう。
【仕事が辛い】辞めたいなら自分の気持ちに寄り添ってみよう
忍耐が必要と言われていた時代は終わり、今は環境を自分で選べる時代です。
転職を繰り返すことで周りからの目が気になってしまうのも分かりますが、今の環境が「つらい」と感じるなら、環境を変える権利はあなたにあります。
このまま仕事を続けたとき、あなたは1ヶ月後、3ヶ月後には幸せな生活を送れていると思いますか?
毎日仕事へ行くたくないと思っているなら、今後も同じように続くか、それ以上に精神的負担を感じてあなたを追い詰めてしまうかもしれません。
もし、会社で人事部や社内キャリアカウンセラーがいる場合には、個別で予約を取り、今のあなたの状況を相談してみませんか?
相談することで適切なアドバイスをもらえたり、新しい選択肢を見つけることができます。
社内で異動ができる場合には、転職回数にカウントされないで済むというメリットがあります。
「仕事の相談を誰にしていいか分からない…上司にバレたら困る…」というときでも、基本的にはあなたが上司には秘密にしたいということをカウンセラーに伝えれば、上司や周りに広まることはありません。
1人で抱え込まずに、まずは社内で相談できる先を見つけてみましょう。
ただし、「営業気質の強い会社」などの場合、部署が変わっても社風が合わないと働き続けることにストレスを感じやすいので、その場合は思い切って転職を考えてみましょう。
合わない仕事に悩まないで!うつ状態から早く抜け出そう
「自分に合った仕事に転職したい」と思った時、同時に今度こそは自分に合った仕事や環境を選びたいと思いますよね。
入社後にイメージのギャップを感じないためにも、転職活動中にしっかり企業を見分けることが大切になってきます。
「次の転職先では長く働き続けたい」という人に向けて、転職活動のポイントを紹介していきます。
経験を活かして自分に合った仕事を選ぶ方法
転職をする際は、これまでの経験を活かして転職先を選ぶことが大切です。
やりたくないこと、自分には合わなかったことを整理してみるといいでしょう。
転職先でも同じ選択をしてしまうと、また繰り返しになってしまいますよね。
私自身、「嫌な環境や仕事は自分でちゃんと避けられるし」と思っていたのですが、意外と転職活動中には目の前の条件だけを見て判断してしまいがちでした。
転職先で自分が働くイメージとのギャップを生まないためにも、「これだけは絶対に外せないぞ」という項目を整理しておくことがおすすめです。
たとえば
- ノルマ達成をさせられない仕事や環境
- クレームを受けない仕事
- 社員に優しい会社
などが挙げられます。
転職活動での軸を設定することで、自分の意志と合った転職先を見つけていきましょう。
転職エージェントを利用すれば、入社後のギャップが生まれにくい
自分の希望に合った仕事や環境を選ぶためには、1人での転職活動ではなく転職エージェントを利用することが大切です。
そうすれば、入社後のイメージとギャップを感じるという転職の失敗を防ぐことができます。
自分がイメージしていた仕事と違ったというときは、調査不足が原因です。
長く働き続けるには、仕事内容を詳しく調べたり、業界の実情を調べることが大切ということです。
でも仕事内容は調べられても、「残業は少ないのか」や「不当に仕事を押しつけられないか」とかって、求職者の立場だと踏み込んで調べることに限界がありますよね。
面接でも聞きづらい思いをしたことがある人も多いと思います。
転職エージェントなら、業界や職種の知識はもちろん、紹介企業の社風や人間関係などに詳しかったりするため、入社後に後悔する確率を圧倒的に下げることができるんです。
長く働き続けるために必要な残業や休日などの待遇面についても、転職エージェントにお願いすれば代わりに企業に聞いてもらうことができますよ。
私が利用した転職エージェントの中でもおすすめなのは、リクルートエージェントです。
業界トップなので、幅広い求人の中から転職エージェントがあなたに合った企業を紹介してくれるため、その中からあなた自身の目で企業を見極めることができます。
今度こそ自分に合った環境で向いている仕事に就きたいという人は、リクルートエージェントに登録して転職活動をスタートさせましょう。
さいごに:できない仕事がうつなら、他に選択肢を探そう!
「仕事が辞めたい、でも辞めるのは甘えなんじゃないか…」と思っている人に向けて記事を書きました。
真面目な人こそ我慢をして、頑張りすぎてしまう傾向があります。
一生懸命頑張り続けることが日本の美徳とされていますが、それでは心が持ちません。
そしてなにより、今が幸せじゃないと幸せな未来を描くことって難しいですよね?
仕事で辛いと感じることって、このまま耐えなくてもいいことのほうが多かったりするんです。
自分の強みを活かして、違う道で楽しく働くこともできるから大丈夫ですよ!
「辞めたいのは甘えなんじゃないか?」と考えるよりも、自分の気持ちを大切にして、次のステージでどうキャリアアップしていきたいかを考えていきませんか?
そうすれば、あなただけのキャリアも築けますし、さらに幸せな人生を歩むことができるはずです。
もうこれ以上、今の会社で頑張り続ける必要はありません。
転職を考えたら、まずは転職エージェントに相談して今後の方向性を話し合ってみましょう。
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |