こんにちは、高校から接客業をしているツバメです。
私は今までに飲食店、ホテルのロビー案内、空港でのグランドスタッフ、アパレル販売員、コールセンター経験など幅広い接客業をしてきました。
今回は、「売れる接客や販売」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
皆さんもご存知の通り、販売は個人売り上げというものがあり達成度が自分の評価にも繋がります。
そのため、日頃いかにして売り上げを取るかに意識を向けていることでしょう。
真面目な人こそ、販売成績のいい人にトークや販売の仕方を聞く人も多いのではないでしょうか。
しかし、ある人にできても人柄が異なるために方法が通用しない場合があります。
私もこのことに気づいてからは自分に合った接客を積み重ねていきました。
だからと言って、経験を重ねないとすぐに結果を出せないのでしょうか?
そんなことはありません。
アパレル販売員時代、売り上げ実績がすごい人の共通点があることに気づきました。
この記事では、お客さまが自然に購入いただける接客のポイントをお伝えしていきます。
contents
売れるアパレル販売員になるには〜心の持ち方〜
身内だと思って接客している
あなたは家族や親しい友人を接客したとしたら、オススメの商品を買ってほしいと思いませんか?
洋服だったら、素直に似合うものを紹介してあげますよね?
家電だったらでも、2つのメーカーのメリットだけを伝えるのではなく、それぞれのデメリットを伝えた上で選んでもらいたいですよね。
お客様に対しても、言い方はもちろん気をつけないといけませんが、お客様のためを思って接してくれる販売員は信頼されます。
1度、家族や友人の接客を経験してみるのをお勧めします。
すると、日頃接客しているお客様も1人の人間として見れるようになります。
毎回、自分の家族や友人だと思って接客をしようとは言いませんが、「1人の人」に対して接客をしている意識を持つと、お客様のためにいい商品を紹介したいと思える気持ちが芽生えるようになってきます。
関連記事:販売でのアプローチに失敗するのは、売ろうとしすぎているから!
お客さま満足度を優先する
私自身、入社当時は数字ばかりに気を取られてしまい、本来好きな接客を楽しむことができず苦しんでいました。
しかし、売り上げやお店の利益ばかり重視していると、お客様から感謝されることが減り、結果的に売り上げに繋がらないことがわかりました。
目の前のお客様のニーズを知り何をしてあげたら悩みが消えるのか、もしくは喜ばれるのかを考えて行動できるようになれば、商品を「売ろう」としなくてもその誠実さがお客様に伝わり、自然と商品購入に繋がっていくことを実感しました。
まずは、お客様の満足度を増やすための行動を始めてみませんか?
自分が接客したことでお客様に喜んでいただいたり、自分の顧客になってくれたときの嬉しさは他の仕事では感じられません。
接客に満足したお客様は、またお店に来てくれるようになりあなたの売り上げも上がっていくことでしょう。
関連記事:売れる販売員の特徴5つを紹介!【売り上げアップ策】
0円から1円の売り上げに価値を見出す
売れる販売員は、高単価商品ばかりを売っているイメージも強くあるのかもしれませんが、『高単価商品の販売=いい接客』かというと、そうではありません。
いい接客とは、下見のお客様がまた帰ってきてくれたり、買わないつもりだったのにお客様がついつい買っちゃったというときです。
元々商品を買うつもりのお客様よりも「いいのがあれば買おうかな」と思っているお客様に対して販売をできた方が単純にすごいと思いませんか?
0の売り上げが1円にでもなれば、価値のある接客だと思っています。
買う気が持ちがなさそうなお客様に対しても、接客を面倒くさく思わずに声かけをしてみましょう。
その経験を積み重ねていくことで、接客スキルを向上させて結果的に高単価の販売ができるようになるのではないかなと思っています。
売れるアパレル販売員になるには〜行動の仕方〜
効果的な褒め言葉を持っている
販売では、お客様を褒めることが大事だと言われています。
しかし、褒め方も人によっては作られたものであると違和感を感じてしまうので注意が必要です。
効果的なのが、客観的な意見を伝えることです。
「会社でも立場の高いお客様だからこそ、着こなせる一品です」や「誠実に見られる着こなしです」などと、商品を身に付けることで周囲の人からどんな評価がもらえるのかをお伝えしてみると、お客様もイメージがしやすくなります。
「お客様に似合う」という販売員側の主観を伝えるのではなく、世間的に「どう評価されるか」に視点を置いて言葉を選ぶと、響く褒め方になるかもしれません。
商品を買ったあとのメリットを伝えている
商品を買うことで、いかに生活に役立ち、快適さを与えるのかに着目して伝えるといいでしょう。
例えば、新商品のワイシャツを販売する際に、会社としては新しい機能の説明や素材の良さを説明しがちですが、お客様にとってはそんなことはどうでもいい場合が多いです。
見た目の良さや手入れのしやすが大事になってきます。
例として
- ジャケットを脱いだ時にシルエットが細身に見えるワイシャツ
- ノーアイロンシャツなので、出張先でもお手入れが楽なワイシャツ
など、お客様が商品を買うことのメリットは何なのかを考えてお客様に合わせて伝えるようにしましょう。
関連記事:商品提案のコツはタイミングがすべてだった!【これを読めばわかる】
お連れ様ともコミュニケーションをとる
あなたはデートで一緒にお店に来ているご夫婦やカップルに対して、商品を販売する本人とだけ会話をしてしまいがちです。
意外と忘れがちなのが、お連れさまへの配慮です。
お連れさまと仲良くなれると、長く商品を見てもらうことができます。
特にアパレル販売員であれば、お連れさまの好みを聞いて、商品を一緒に選んでもらうようにすると場の雰囲気がとても和むことがあります。
販売員側の提案に対し、お連れさまが「普段こういう色柄着ないから、たまにはいいじゃん〜」などと言ってくださり、販売員の味方になってくれることもあります(笑)
結果的に、お連れさまからの後押しで商品をお買い求めいただけたというケースがありました。
接客では、本人とだけコミュニケーションを取りがちですが、お連れさまへの配慮も忘れずにしてみましょう。
接客の反省点を次に活かす
接客の醍醐味は、同じことを伝えたとしても相手が異なることで反応が変わるということです。
そのため、「この方法をやれば、全員買ってもらえる」という方程式はありませんでした。
しかし逆に言えば、いろんなお客様がいらっしゃるから楽しいのが接客業です。
お客様に合わせて対応を変える練習もしていくと、対応力も上がりさらに接客スキルが磨かれていくはずです。
自分の中でのいい接客パターンや悪い接客パターンを蓄積していき、同じお客様が来たら「次はこうしよう」という反省を活かしていくことで、成長へ繋がっていきます。
さいごに
今回は、売れるアパレル販売員の特徴について紹介しました。
仕事でお客様に商品を販売する側だと、どうしても売り上げを達成することに意識が集中してしまいますよね。
私自身、販売員でのある時期までは「どうしたら売れるか」しか考えていませんでした。
そんな時は、たとえば給料日前でお金があまりないというお客様がいた場合、まずはお客様の気持ちに共感することから始めてみませんか?
今までは購入見込みがないという理由でガッカリしていたことが、「お客様にも事情があるんだなと」思えてきます。
気持ちに寄り添った対応ができるようになると、お客様にも感謝されることが増えていくかもしれません。
そうなれば、売り上げも自然に上がっていくことでしょう。
売れるアパレル販売員の特徴を真似して、明日から実践していきましょう!
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