「休憩に行けないし、取る時間がない」
「休憩が取れないのはもう嫌だ」
「そもそも休憩なしって違法じゃないの?それとも我慢すべきなの?」
休憩ができないことで、もう限界を感じていませんか?
会社は規定の時間働いた従業員に対して休憩を与える義務なので、休憩がないことは法律的に違法です。
法律で決められたことですが、守られていないのは会社の体質に問題があります。
休憩が取れるように上司や会社に主張することもできますが、なかなか言いづらいことですよね。
もし状況を改善することができないなら、転職をして環境を整えるしかありません。
しかし、ここまで納得ができても転職に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、休憩なしが法律的にどう違法とされているのかや状況を変えるための対処法を詳しく紹介していきます。
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休憩なしは法律上『違法』
あなたが薄々感じている通り、休憩が取れないことは法律的に違法です。
ここで具体的な内容について確認していきましょう。
「休憩なし」が違法な理由
会社は従業員に対して、労働時間に応じた休憩時間を与えなければいけません。
下記のように休憩なし、あるいはしっかり休憩が取れない場合は違法です。
- 6時間未満の労働→なし
- 6時間〜8時間の労働→45分
- 8時間を超える労働→60分
また、会社によっては休憩と呼ぶに値しないケースもあります。
詳しくてみていきましょう。
「休憩中の労働」も違法
たとえば
- 電話が鳴ったらすぐに対応できるように席を立てない
- 来客があったら対応できるように職場にいなければいけない
このように、休憩中に労働から解放されていない場合も違法です。
私もサービス業をやっていた際には当たり前のように行われていましたが、本来は違法です。
もし休憩中に「電話番」や「来客対応」で職場から離れられない場合、その時間は労働時間としてカウントされる可能性があります。
対応をした分の時間を休憩時間に回してくれる会社はいいとして、休憩時間として扱っている会社もあるのが現実です。
その場合は会社の体質に問題があるといえるので自分で職場を変えない限り、改善することを難しいといえるでしょう。
実際に働いていると、「人が少ないからしかたない」と思ってしまうこともあると思います。
会社のことを考えると、自分が犠牲にならなければいけないと思ってしまいますよね。
ですが、上記のように「来客があったら休憩中に対応してほしい」というのは、一見当たり前のように感じてしまいますが、従業員よりも目の前の利益を優先している会社の実態があるのも事実です。
人員不足や仕事量が多いという理由で、ボランティアをするのは許されるべきではありません。
休憩時間が取れない会社がブラックな理由
最近は、働き方改革が進められており、過去にブラック企業といわれていた会社でさえ、労働環境を見直しつつあります。
休憩が取れない会社が少なくなる一方で、なぜいままでのように休憩が取れない会社が存在しているのでしょうか?
過去ブラック企業だった会社は、従業員に優しい企業を目指すようになった
いまの時代は、昔よりも労働環境がよくなっている傾向があります。
なぜならパワハラが起きたり、過労死などをさせる企業がブラック企業として公表されるような世の中になってきたことで、今までは許されていたことが世間的に許されなくなったからです。
世間からもバッシングを受けて、ブラック企業としての名がついてしまうと、企業のイメージも悪くなってしまいます。
そして最悪、政府から警告を受けて事業展開ができなくなってしまうこともあるでしょう。
そういったリスクを減らすためにも、労働環境を変えていく企業が多くなってきているのです。
従業員を大切にできない企業は後退していく未来を予想すると、会社が危機感を持って改善しようとするには当然です。
しかしなぜ、労働環境が改善されていない企業もあるのでしょうか?
未来よりも目の前の利益を優先している
それは、なんだかんだいっていまの利益を優先しているからです。
人員不足が原因で休憩が取れない場合、人を増やせば労働環境を改善することができますが、人件費がかかるため目をそらしているのです。
短期的な視野で環境を変えない会社には未来はありません。
いまの仕事を続けても、休憩時間が取れずにボランティアとして働かされてしまいますし、将来的にも改善する可能性は低いでしょう。
休憩なしのまま仕事を続けるリスク
実は、休憩なしの状態を我慢して働き続けることのデメリットもあります。
具体的な事例をここで紹介していきます。
プライベートにも支障が出る
疲れが残ってしまい、プライベートを楽しむどころではありません。
人生は仕事だけではないので、プライベートが充実してこそ楽しいはず。
しかし、毎日疲れてそんな余裕などなくなってしまうでしょう。
ストレスがたまり、最悪うつになる
プライベートでリフレッシュできないため、気持ちもネガティブになりやすいです。
疲れやネガティブな気持ちが、いずれ「何もしたくない」という気持ちに変わっていきます。
仕事にもやる気がなくなり、集中力がなくなってきたら危険信号です。
ただ疲れているだけの場合もありますが、無気力な状態が続くようんだと、うつ病になっている可能性が高いからです。
もしこのまま仕事を続けると、最悪うつ病になってしまい、その後は今の仕事を続けることすらできなくなってしまいます。
転職して楽しく働くことができるかもしれませんが、1度うつ病になってしまうと回復まで時間がかかりますし、人生が台無しになってしまう危険性もあるのです。
今まで積み上げてきたスキルや経験への自信をすべて失ってしまうことも考えられるでしょう。
体を壊してしまったり、うつ病になると、人生を前向きに生きることが難しくなってしまいます。
我慢して休憩が取れない仕事を続けることは、デメリットしかないのです。
関連記事:無気力で仕事に身が入らない!頑張れないときに「やる気」はいらない
休憩できない会社を続ける理由
「転職しないとなにも変わらない」そうわかっていても、転職できない理由はなんなのでしょうか?
仕事を続ける人と転職をする人の違いは、転職に対する考え方にあります。
「自分にはスキルが足りてないんじゃないか」「他に仕事が見つからない」「転職しても環境が変わらなかったらどうしよう」というように、転職に対して臆病になってしまう人も少なくありません。
もしスキルが足りていないか不安なのであれば、転職活動をしてみて自分の市場価値を確かめてみるのも1つの方法です。
他に仕事が見つからないなら、向いている仕事を探してみることもできるでしょう。
転職しても変わらない不安があるなら、ホワイト企業かどうかをしっかり見極ることができれば大丈夫です。
私も転職を考えた際、ネガティブなことを考えてしまい、最初の1歩までに時間がかかってしまいました。
しかし、結局は決断を後回しにすると不満が消えないので、さらに仕事に行くのが嫌になるだけなんです。
だったら、転職できるか不安だったとしてもまず行動に移してみちゃうほうがいいのではないでしょうか?
実際に転職活動をやってみると、自分のスキルを認めてくれる会社も多いです。
私自身、転職で前職よりもいい環境やいい条件で働くことができ、新しいライフスタイルを叶えることができました。
自分のスキルに自信が持てない人は、自分のアピール方法がわかれば、すぐに前向きになることができるはず。
思い込みでなにもしないより、動いてみて自分の目で転職できるかを確かめてみませんか?
未来を変えたい!動き出すために必要なこと
いまの環境を変えたいなら、転職活動を始めてみましょう。
すぐに結果を出さないといけないと思ってしまうと、「やらなきゃな」と思ってしまいますが、転職活動は少しずつ進めてもいいんですよ。
すぐに転職を決めなくても、自分の好きなときに活動することだってできます。
未来を変えるためにも、自分のペースで転職活動を始めてみましょう。
転職サイトへ登録して好きなときに検索できるようにしておく
転職を考えたら、まずやっておきたいのが転職サイトへの登録です。
自分に向いている仕事を見つけるためにも必要になります。
転職サイトの中でも優良企業が集まるのが、リクナビNEXTです。
転職者の8割が登録しているともいわれているほど、信頼の厚い転職サイト。
転職活動の第1歩として、まずは登録する人が多いのでいまのうちにすませておくようにしましょう。
登録後は、自分の好きなときに求人を検索することが可能です。
効率的な転職活動を目指すならエージェントへの登録も
転職を始めたからには、早く内定をもらって次のステップへ進みたいという人は、並行して転職エージェントを利用することをおすすめします。
なぜなら、転職エージェントは無料で転職者のサポートをしてくれるため、無駄なく最短で転職活動を終わらせることができるからです。
早く環境を変えたい人は、リクルートエージェントへの登録でさらに1歩先を進みましょう。
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転職活動に自信がなくても、転職エージェントを利用することで転職までの正しいステップがわかりますよ。
転職を本気で考えたら、迷わず登録しておきましょう。
まとめ
仕事で休憩が取れないというのは、普通ではありません。
職場の環境が変わるまで待っていれば、精神的にもストレスがたまり不調が出てきてしまいます。
仕事をしかたなく続けている人は、転職に自信がないという人もいるでしょう。
しかし、考えるだけで動かなければ、いまの環境がずっと続くだけです。
勇気を出して、始めてみたら未来を変えるきっかけが見つかるかもしれません。
休憩がしっかり取れて、職場環境がいい会社への転職を成功させましょう。
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