「土日休みの仕事に転職したい!」
当時の私は、将来を考えて土日休みの仕事に転職したいと、強く願っていました。
その反面、企業に自信を持って伝えられる転職理由を考えるのに苦戦していたのです。
結果的には、希望していた職種で土日休みの仕事に転職を叶えることができました。
この記事では、当時の私と同じように土日休みの仕事に転職を考えている方の役に立てれば嬉しいです。
私が取り組んだことを簡単にまとめると、以下の3つです。
- 今までの経歴の棚卸しをする
- 希望職種に就いて、将来自分がどうなりたいかを定める
- 転職理由に一貫性を持たせる
この3つを行ったことが、成功への鍵だったと思います。
記事の中では、土日休みの職種の1例として、事務職への転職を取り上げて解説しています。
ですが、事務職以外でも使える方法です。
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土日休みの仕事に転職したい!【転職理由の考え方】
なぜ転職したいと思ったのかというのは、面接官も気になるところです。
転職理由があいまいな答えになってしまうと、書類選考でも面接通過も難しくなります。
会社が納得するような転職理由を伝えるには、まずはあなた自身が納得できるまで考えることが必要であることを頭に入れておきましょう。
土日休みがいいという理由は言わない方がいい
土日休みに転職したいというのが、1番の理由なので言いたくなりますよね。
しかし、素直に伝えることはNGです!
仕事を探す上で、土日休みが第1条件だとしても転職理由としては出さないほうがいいでしょう。
会社への印象としてよくないのはもちろんですが、もし転職できたとしても自分自身が仕事で行き詰まってしまったときに、モチベーションを保てる動機がないとどうなると思いますか?
おそらく他にも土日休みの仕事はたくさんあるので、その仕事を続ける意義を見いだすことができなくなってしまうでしょう。
自分のためにも、他の答えを考えておきましょう。
①業界から転職理由を考える
業界で転職理由を考えていく方法があります。
- 学生時代に塾講師をしていて教育業界に関心があった
- 料理好きで健康にも関心があるため食品メーカーを希望した
などです。
特に異業種への転職を考えている人は、なぜその業界に転職をするのかという動機を整理することが重要です。
なぜかというと、採用側はあなたの学歴や経歴を見て、今までどんな分野に興味を持って頑張ってきたかを判断するため、他の業種や分野を選択する場合には、納得のいく説明が必要だからです。
そのため経験や感じたことを通して、なぜその業界を志望するのかというのをしっかりアピールしましょう。
②職種から転職理由を伝える
もし接客業から事務職を目指したい場合に、なぜ事務職をしたいのかを話せるようにしておきましょう。
事務職の中でも種類が分かれているので、志望した根拠を伝える必要があります。
事務職でも営業事務や経理事務、貿易事務など種類がたくさんあります。
入社後にギャップを感じないためにも、事務職の仕事をよく調べて、自分がどのように働きたいのかを考えてみましょう。
+α会社の社風の良さを入れる
面接官は、入社してから一緒に働く上で同じような気持ちを持った人を受け入れたいと思っているはずです。
大きく分けて、社風は2つに分かれています。
会社の伝統を重んじる会社と常に変化を恐れずにチャレンジする会社です。
社風によって自分の働き方もだいぶ変わってきます。
これから受ける会社の社風はどちらなのかをHPなどで見極めて、さらに自分が楽しく働く上でどちらの社風が合っているかも考えてみましょう。
会社の社風を理解した上で自分をアピールできると、会社からの印象の良さもアップしますよ!
土日休みの仕事に転職したい!【自己PRの考え方】
会社は、あなたを採用することでどんなメリットがあるのかを知りたがっています。
あなた自身、自分の強みを発揮できる会社に転職できたら仕事も楽しくなるし、必要な存在とされたら嬉しいですよね。
そこで、飾りすぎずに自分の強みをアピールできる方法を紹介していきます。
ポイントは、前職で印象に残った経験を先に書き出してから、客観的に強みを見つけていく方法です。
この方法を使えば、「自分の強みはなんだろう」と時間を費やさずにすみますし、強みをアピールするためのエピソードを考え込む必要がありません。
接客業で得た実績や経験を具体的に振り返る
まずは具体的な数値で客観的に(定量)、顧客からどんな反応があったのか(定性)を意識して実績や経験を書き出していきましょう。
- 私はお客様に似合う服を提案することを心がけてお客様に喜んでもらう努力をしていました。
よくありがちですが、抽象的でよく分かりにくいです。
困難をどのように乗り越えたかに着目して具体的に書いていきましょう。
- 来店客数が少ない時期でも、お客様の目を引くように通常月1回のディスプレイ交換を週1回変えることでお客様の入店率を上げた。
- また、入店いただいたお客様に対して笑顔で挨拶を心がけることで、トレンド商品の紹介を行い購入率アップに繋げた。
自分がどういう状況で何を考えて行動し、結果を出してきたかという視点でエピソードを洗い出すといいでしょう。
エピソードから自分の強みを見つける
何個かエピソードを書き出したら、次に、その中で1番自分らしいなと思うエピソードを選定していきます。
その中に隠れた強みを見つけてみましょう。
例えば先ほどの例でいうと
- 困難な環境にめげず目標達成を目指す姿勢がある
- 現状を打破するために何をしたらいいかを考えて、粘り強く取り組める
先に強みを見つけてからエピソードを考えると時間がかかってしまうので、このように「エピソード⇨強みを見つける」という手順にした方がおすすめです。
エピソードがなかなか思い浮かばないという人は、接客で得られたスキルを思い出すことでエピソードを見つけることができます。
どんなスキルを得られたのか振り返りたい人は、接客業から事務職への転職を叶える!【志望動機と自己PRの作り方】でまとめているので、参考にしてみてください。
事務職を意識した自己PR例
先ほど紹介した事例のような販売実績がなくても、自分が担当していた業務を振り返ってみることで事務職を志望する上で強みに繋がることがあります。
まずは希望する職種の役割を理解した上で、強みをアピールすることを意識しましょう。
事務職では、与えられた仕事を黙々とこなしているイメージもあるかもしれませんが、実は違います。
依頼された仕事の意味を自ら考えて、仕事の成果を出していくことが求められます。
そのため、下記のエピソードのようにお客様対応以外の業務で経験してきたことをアピールすることもできるのです。
- お店の備品や商品の在庫管理の担当を任されていた。毎月第2・4週に発注となるが、祭日や年末年始は通常の期日と若干のずれもあることから、期日をあらかじめ把握しておくことが大事だった。
- 計画的に在庫が不足しそうなものをチェックするのはもちろんのこと、月の経費を考えた上で優先して発注をした方がいいものを選択できるように心がけていた。
- 特に商品発注では、お店のトレンドとしてよく出る商品を把握することが重要なため、日頃からお客様の動向やトレンドにアンテナを張るように努めていた。
このエピソードから強みをまとめると、下記の通りになります。
- 計画的に物事を進められる
- 周囲の動向を見て状況を把握することができる
- 自分に与えられた仕事をさらにいい結果を生めるように考えて行動できる
このように、希望職種に求められるスキルを知ってから、経験を活かせるエピソードを考えていきましょう。
ポイントを絞って強みをアピールできることで、応募書類の選考に通過する可能性が高くなりますよ!
自己PRは書類選考の時から丁寧に書く
志望動機もそうですが、自己PRも書類選考の時にしっかり書けているかが大事です。
面接では3分以内で自己PRを話してくださいと言われる場合もあるので練習が必要ですが、書類選考の時には事前に書いてあることをわざわざ聞かれない場合もあります。
そのため、書類選考に出す履歴書や職務経歴書内の自己PRは定型文として書き上げておきましょう。
書類選考で希望した会社が落ちてしまうことがないように常に洗練されたものに仕上げておくことが重要です。
土日休みの仕事に転職するなら、転職エージェントをフル活用しよう
自己PRの強みはこれでいいのか疑問に思っているときや、文章の作成が苦手で相手に伝わっているのかが分からない場合には転職エージェントを利用してみましょう。
それ以外にも転職エージェントを利用するメリットを紹介していきますので、興味を持った方は見てみてください。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
書類選考が通過しやすくなる
プロはたくさんの履歴書や職務経歴書を見てきているので1度見てもらうことをおすすめします。
また、転職エージェントの担当者が企業に推薦状を添えてくれるので、より自分の良さが企業に伝わりやすいというメリットも。
土日休みの求人を紹介してくれる
自分1人では見つけられない土日休みの求人を紹介してくれます。
希望の条件を伝えると、転職サイトには載っていない非公開求人も紹介してもらえるので、応募求人への視野も広がりますよ!
- 1人で求人を探していても、興味のある分野を絞りすぎて希望の求人となかなか出会えない
- 視野を広げて職種や業種を見たいけど、どうやって求人を検索したらいいか分からない
という場合には、転職エージェントの利用がおすすめです。
面接日の調整など、企業とのやりとりを代行してくれる
転職エージェントから求人を応募すれば、日程が合わなかったときも企業とのやりとりをしてくれるので、わざわざメールの文面を1から考える必要がなくなります。
企業との電話やメールのやり取りで疲れてしまいがちな私にとっては、嬉しい点でした。
任せられることは任せて、面接対策に時間をかけれたほうが無理なく転職活動を続けられると思います。
関連記事:【転職】在職中に面接へ行けないとき、仕事を休まないですむ方法は?
入社後の給料や条件面について確認しやすい
土日休みを希望して転職したけど、「入ってみたら土日もたまに出勤だった」という転職経験者もいるようです。
毎週ではないものの、そんな状況になったらつらいですよね。
土日出勤の仕事を避けるためにも、転職エージェントに確認をとってもらうことができます。
他にも、給料の交渉や残業は月にどのくらいあるのかなど、希望すれば面接で直接企業に聞きにくいことを確認できるため、転職エージェントは心強い存在です。
まとめ
- 土日休みがいいことを1番の転職理由にはしない
- 志望動機と自己PRはできるだけ自分の言葉で物語として語れるまで深掘りする
私自身、土日休みがいいと思って転職をしましたが、アパレルをやっていた頃よりも家族や恋人、友達と過ごせる時間が増えてとても幸せです。
これから転職をして土日休みの生活を楽しむためにも、応募書類を万全な状態にしておきましょう!
また、完成した履歴書や職務経歴書が「本当にこれでいいのかな」と思ってしまうのであれば、転職エージェントに添削してもらうのも自信になると思います。
土日休みの仕事の中でも、自分に合った転職先を見つけるきっかけにもなりますよ!
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |