このところ、毎日仕事が辛い、しんどいと感じていませんか?
泣くほど仕事に行きたくないと感じてしまうのは、あなたが精神的に追い詰められている証拠かもしれません。
仕事で辛いと感じるのは、甘えではありません。
仕事が合わないことでのストレスだけじゃなく、環境が原因であなたを苦しめているのなら、新卒であっても早めに環境を変える必要が出てきます。
仕事中も涙出るほどが辛い状況だったり、仕事に行く途中で吐き気が出てしまった身体にSOSが出ていたにも関わらず、仕事を頑張ってしまった人の中にはうつ病を発症してしまった人もいるのです。
私は、うつ病になる前に仕事を辞める決断をしましたが、あなたも仕事がしんどい場合には、心身ともに壊れるまで乗り越えなくてもいいと言いたいです。
あなたが無理なく働ける環境もあるので、その場合は無理をしなくていいことを心に刻んでくださいね。
とはいっても、もう少し頑張りたいという人もいると思うので、「仕事が辛い」状況別の対処法と仕事を辞めた方がいい場合の判断方法を紹介していきます。
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仕事が辛い、うつで行きたくないときの原因
仕事が辛いことの原因は、大きく分けて2つあります。
どちらに当てはまるかで対処法が変わってくるので、見ていきましょう。
仕事が辛いのは環境のせい
仕事をする上で職場環境の良さはとても大事です。
もしあなたが、職場の人に対して恐怖を感じているなら要注意。
あなたにとって職場環境が合っていないと感じるなら、無理をせずいずれ環境を変えることも視野に入れましょう。
たとえば
- 人間関係が悪い
- 人手不足で業務の負担が大きい
- 残業を強制される、残業手当が出ない
- パワハラ、セクハラを受けている
- ミスをしたら怒鳴られる
- 仕事の責任や営業ノルマが重すぎてプレッシャーがしんどい
- 成績が取れないと詰められる
- 売り上げ未達成の場合に自社商品の買取を強制される
- 休みが20日以上ない
などです。
その他にも、あなたが職場の人から受けた理不尽な扱いがあるのなら、仕事が辛いと思ってしまうのは当たり前です。
自分を責めないでください。
関連記事:仕事が憂鬱で行きたくない!現状を変えられるたった1つのこと
仕事に自信が持てないことも原因の1つ
仕事が辛いと思う原因のもう1つが、仕事の知識やスキルに自信が持てないことです。
入社や転職をして1年経っていなかったり、まだ仕事に慣れる前の時期は正直しんどいことが多いと思います。
それに「自分が何がわからないか」についても、わからなくなりやすい時期で誰にも相談できないこともあるかもしれません。
「仕事でミスをしてしまったらどうしよう」
「知らないことをお客様に聞かれたらどうしよう」
「ノルマを達成することにプレッシャーに感じる」
このように不安が大きくなってしまい、仕事が辛いと感じてしまうのです。
まずは仕事でわからないことばかりの状況を防ぐ!不安を自信に変える方法を読んで、自分の状況を正しく知って職場で疑問点を解消できる状態を目指しましょう。
次の項目では、具体的に改善できる仕事の方法について紹介していきます。
【新人】仕事が辛い時の乗り越え方
「仕事が辛い」と感じた原因別に乗り越え方を紹介していきます。
環境面が辛い場合には無理に乗り越えなくてもいい場合があるので、その点についても触れていきますね。
仕事ができない焦りは目標を決めて解消してみる
周りの同期を見て自分だけが仕事ができないと感じ、焦っていませんか?
私自身、新人時代は物事を覚えたり納得するまでに時間がかかるタイプでした。
そのため自分には理解力がないと思い込み、「人よりも劣っているのではないか」と悩み続けていた人間です。
周りには新しいこともすぐに覚えて器用に実行できる人がたくさんいましたし、その人たちを見て「羨ましいな」「それに比べて自分はなんでこんなに不器用なんだろう」と自分を責めることが多かったです。
でも結局は、焦らずに自分のペースで目標を決めて仕事に慣れていくことが1番の近道でした。
仕事の覚え方を変えてみよう
仕事が覚えられないという人は、覚え方を変えてみるといいかもしれません。
出勤したその日に学んだことを無我夢中で覚えるのは大事ですが、実際に業務で活かせるように蓄えた知識を取り出し可能な状態にしておくことも重要です。
仕事ができるようになるには、状況に応じて必要な知識を使って仕事の経験を踏んでいくことが大切。
そのためにもインプットした情報をアウトプットできる工夫が必要なのです。
具体的に仕事を覚える方法は、【入社1ヶ月・半年・1年】仕事を覚えられない人が意識すべきことで紹介しているので参考にしてみてください!
成功体験を重ねよう
任された仕事に自信を持つためには、仕事で成功した体験を積むことが大切です。
物事を理解するまでに時間はかかる私でも、仕事を続けることで周りには真似できない自分だけの力を身につけることができました。
うまく言葉にできないのですが、1つ1つの物事に向き合った自分にしか出せない仕事の奥深さがあります。
私の場合は接客業だったので、接客業での成果の1例にはなりますが、お客様への説明の仕方が具体的でわかりやすいと言ってもらえることなどが挙げられます。
自分が知識を深めたことに関しては、相手の理解度を汲み取りわかりやすく説明することに自信が持てるようになりました。
具体的な成功体験の踏み方については、仕事で人と比べる癖を直したい!できない自分を責める人がやるべき事でまとめています。
精神的な疲れを感じるなら、休みを取る
仕事が嫌で会社に行くのがつらいなら、まとめて有給を取るか休職することをおすすめします。
あなたがここまで読んで環境を変えたいがために、今の会社を辞めて転職をしたいと思ったかもしれません。
しかし大きな決断をしたあと、実際に転職先で働くまでに上司に退職を報告したり転職活動をしたりとやることが多い分、さらに精神的に負荷をかけることになります。
仕事を休める期間を取り、気持ちが安定してから今後について考えても遅くはありません。
むしろ心にゆとりを持つことで、今後について冷静に考えて計画を立てることができます。
「有給が取れない」「休職するまではちょっと…」という方もいるかもしれません。
その場合、いつも以上に仕事に行くのがしんどい日は、職場に理由を伝えた上でその日1日もしくは数日休む選択をするのも1つです。
朝、いつも以上に仕事に行きたくないときの仕事の休み方が知りたい人は仕事に行きたくないのは甘えじゃない!【決断方法と会社を休む理由】も参考にしてください。
「仕事がしんどい辞めたい」は甘えじゃない
涙が出てくるほど仕事が辛いという方も中にはいますよね。
「日常から今すぐにでも抜け出したい」と思う気持ちがある人も少なくありません。
ここでは具体的に、どんな状況だと仕事を辞めたほうがいいのかを紹介していきます。
人それぞれストレスへの耐性が異なる
仕事が辛いけど辞めることを躊躇してしまう人の中には、「会社の人も同じように頑張っているんだし」と考えている場合は少なくありません。
それはとても危険なことだと自覚しましょう。
会社に来れない人もポツポツいる、会社の中にうつ病になった人がいるなら、特に要注意です。
気づいたら精神的に追い詰められてしまい、朝起きてもベッドから起き上がれないということになりかねないのです。
仕事が辛いのは当たり前じゃない
昔の日本では「我慢や忍耐が美徳」とされてきました。
もしかしたらあなたの両親や家族にも、「仕事は多少辛いのが当たり前」と話す人もいるかもしれません。
しかし辛い度合いは本人にしか分かりません。
人によって何が辛いか、何なら乗り越えられるか、どこまでなら我慢して大丈夫かが異なりますし、ましてや今の会社がブラック企業なら誰でも辛いに決まっています。
周りから「正社員だからもったいないよ」とか、「入社したばかりなんだしもう少し続けてみたほうがいいよ」と言われてたとしても、自分の気持ちを優先した方がいいです。
もし人の意見を優先して自分が追い詰められてしまった場合、周りを憎むことに繋がるからです。
自分の気持ちは自分が1番わかっているので、しんどいと感じる時はたとえ周りに理解されなくても、状況を改善する方法を見つける必要があります。
関連記事:「仕事から逃げたい」は甘えじゃない!辞めるのも逃げじゃない
うつ病になるリスクを考える
もしあなたが今の会社で不当な扱いを受けていることで辛かったり、仕事の責任がプレッシャーでストレスなら、仕事を続けることのリスクを考えておきましょう。
何度も触れてきましたが、辛い状況で仕事を続けるのは自分のマイナスにしかなりません。
もちろん仕事では頑張ったほうがいい場面もありますが、今の環境が本当にあなたにとって耐える価値がある場所なのかは、あなた自身が決める権利があります。
正しい環境だからこそ、あなたの良さが引き出されて成長できることを忘れないでください。
私は新卒の会社が人の入れ替わりが多く、社員に優しくない会社に信頼を失い、入社後わずか3ヶ月で退職を決めました。
その後、転職をしてのびのび働くことができたので後悔はありませんでした。
大事なのは経験を活かしてキャリアを築いていくことなので、消耗するだけの場所で身を削って働くのは必要ないと感じます。
環境が合わないと感じるなら、自分の直感を信じて次のステージに向かっていきましょう。
会社を辞めたい人が押さえておきたい転職のコツ
仕事を辞める決断をしても、実際職場の人に納得してもらうことを考えると憂うつに感じる人も多いのではないでしょうか?
ここでは、会社を辞める手順から転職活動を始める方法について紹介していきます。
会社を円満に辞める方法は「計画性」にある
会社を辞めようと思った時、退職をどう伝えようと考え込んでしまう人も多いです。
特に入社したばかりの会社に退職を伝えるのってすごく勇気が必要なこと。
上司が怖かったら、なおさらです。
退職を伝える時には、計画性が大事です。
- 誰に伝えるか?→直属の上司
- いつ伝えるか?→会社によるが1ヶ月〜2ヶ月前がベスト
- 退職理由?→会社の不満は伝えずに、他の会社で挑戦したいことを伝える
会社や上司に直接自分から伝えにくい場合には、退職代行の利用も検討してみましょう。
関連記事:退職代行とは?料金やサービスを詳しく説明【利用者の口コミあり】
転職を成功させるにはプロに力を借りることが大事
仕事を辞める決意をしたら、できるだけ転職活動を平行して進めていくことをおすすめします。
転職を成功させるために、転職のプロである転職エージェントの力を借りることも大事です。
私自身、1回目の転職では退職後にすべてをスタートしたところ、お金の心配もあり、転職活動に焦ってしまった経験があるからです。
焦ってしまうと冷静な判断ができないことで、転職後も会社に不満を感じてしまいやすくなります。
自分に合った会社で生き生きと働けるためにも、在職中にできることを進めていくことで転職を成功させましょう。
転職エージェントを利用すると、あなたの強みや性格からあなたに合った仕事を紹介してもらうことができます。
紹介された求人を通して「自分がやりたいと思う仕事かどうか」を判断していくことが大切です。
転職エージェントを利用すれば、私たちが直接企業に質問しづらい待遇面(残業の多さ、休みの多さなど)を聞いてくれるため、入社後のギャップを防ぐことにも繋がりますよ。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
さいごに:仕事がうつで辛いなら、身体を壊す前に転職の相談だけすませておこう
「仕事がしんどい」と思った時、多くの人は「しんどいのは自分が甘いからだ」と考えてしまいます。
しかしその考え方は、時に自分を追い込んでしまう原因です。
大事なのは原因を探って周りに相談したり解決することなので、自分を納得させて我慢して働き続けることだけは避ける必要があります。
20代のうちにうつ病を発症してしまうと、それこそ会社のせいで自分のキャリアが台無しです。
やりたくない仕事や苦手な仕事に拒否反応が出る場合も、1人で抱え込まず転職エージェントに相談しておきましょう。
20代で3社の経験があるのでわかりますが、自分のキャリアは今の会社でしか築けないわけじゃありません。
プロに相談することで、働き方の選択肢がきっと見つかりますよ。
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |