この記事では、転職2回目を考えている20代に向けた記事です。
2回目の転職だからこそ、不利になるのではないかとか本当に20代のうちに転職を2回繰り返してしまっていいのかと迷ってしまいますよね。
しかし、転職は逃げではありません。
職場関係や納得いくような仕事ができない悩みを抱えているのなら、20代のうちに転職を考えましょう。
20代で2回転職経験がある筆者の経験が少しでも役に立てれば嬉しいです。
本文では、転職活動で最初のステップである履歴書や職務経歴書の書き方についても紹介していきます。
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20代で2回目の転職を考える前に
転職は逃げではない
20代で2回目の転職は逃げではありません。
今の現状を変えたい、叶えたい目標が別にあると思うことは前向きな転職なので大丈夫です。
転職回数は問題ない、タイミングには注意
転職回数は自分自身の捉え方次第でなんとでも前向きに変えられます。
しかし、今の会社に入社してからまだ3ヶ月となると客観的に見ても仕事が続かないのかな?と見られてしまうのが現実です。
そうだとしても、仕事に行くことがつらいなら早期に転職を考えてみましょう。
大事なのは仕事が嫌だから辞めたいという理由ではなく、状況を変えたい、自分がもっと成長できる環境に行きたいという前向きな視点で考えることです。
そうすれば転職活動でも仕事を辞めた理由を答えることができますし、自分がやりたいことも明確になるので転職に成功する確率がグンと上がります。
自分が2年後どうなっていたいかを考える
今の会社に2年後どう成長していたいかと聞かれても、転職をしたいと考えている人のほとんどは想像ができないと思います。
それならばどこの会社で働くかは別として、あなたは2年後どのように働いていたいかを考えてみてください。
どんな環境で働き、どんな人と関わってどんな仕事をしていたいと思いますか?
また、自分が仕事をすることでどんな人に感謝されたいと思うでしょうか?
ぼやっとでもいいので浮かんだら絵や図、文字などで自由に書きだしてみましょう。
転職先を決める際の優先順位を考えておく
2年後にどうなっていたいかを想像すると、自分がこれから何を大事にして仕事をしていきたいかが見えてくると思います。
社風があっている会社がいいとか、もしくは働き方という面で仕事と休みのメリハリをつけやすい環境を選びたいなど。
ここだけは譲れないことを書き出して優先順位をつけてみましょう。
転職を決める上での判断軸となります。
20代で2回目の転職で注意しておきたいこと
退職する前に転職活動を始める
仕事を辞める前に転職活動を始めた方がおすすめです。
私自身、仕事を辞める2ヶ月前から転職活動を始めたことがあります。
しかし、転職が決まる前に退職日を迎えたので本格的に動き出したのは辞めてからでした。
その後、転職エージェントを利用して1ヶ月後、内定が決まっています。
辞める前の2ヶ月間では自分がやりたいと思うことへ、とことん向き合った期間だったと思います。
気になっている職種がどんな働き方をしているのかを見極めるために、知り合いをあたって話を聞きに行ったり、職場見学のようなことを自分から依頼して見学したり。
今度こそ自分の希望と現実とのギャップが起きないために動いていました。
退職後の転職活動をする際には、自分が進みたい方向性だけは決めておくと焦らずに転職活動ができるといえます。
転職する時期を決めておく
「転職を3ヶ月後にはしたい」、「半年後にはしたい」など。時期を決めることでやるべきことが見えてきます。
「いつか転職したい」ではなく具体的に時期を決めて動き出しましょう。
関連記事:転職しやすい月や時期はない!求人を見逃さないために必要なこと
お金を節約する
仕事を辞めてからの転職活動には、お金が必要になります。
その場合はできるだけ固定費を減らしておくことがおすすめです。
関連記事:辞めてからの転職は不利ではない!体験談から理由と対策を紹介します
職務経歴書と履歴書は早く取りかかろう
職務経歴書と履歴書は早くから書き始めておくのが大事
私が仕事を辞める前に必ず準備しておきたいことは書類関係です。
転職の際、最初に乗り越えなくてはならないのが書類選考ですが、自分が納得いくものを書き上げるのには時間がかかります。
目指すのは、書類を見ただけで採用担当へあなたの人柄や熱意が伝わることです。
あなたに会ってみたいと思ってもらえたら、面接に繋がります。
志望理由以外の履歴書の自己PR欄や職務経歴書は完璧にしておくことがおすすめです。
またやりがちなのですが、転職サイトの自己PR文や職務経歴(実績や工夫していたことなど)も手を抜かずに登録しておくことが大事ですよ。
多くの会社は、転職サイトを通じて書類選考をして面接に繋がる場合があるからです。
職務経歴書の自己紹介文はキャリアに一貫性を持たせる
今までのキャリアに一貫性を持って書けると、目標を持って転職していることが相手にも伝わります。
同業種での転職をしてきた場合は、自分のステップアップであることをアピールすればいいいでしょう。
異業種・異職種での転職をしてきた場合も、共通点はあります。
例えば、販売職、塾講師をしてきて転職先はコールセンターを考えている(挑戦したい)とします。
その場合、培ってきた能力として下記があります。
- 顧客の潜在的なニーズを汲み取ること
- 信頼関係を築くこと
- 顧客に合わせた対応力
転職先のコールセンターでは言葉だけのやり取りのため、それぞれのスキルが非常に大事になってきます。
目指す仕事の必要な能力を理解して経験をアピールできれば、一貫性を持ったキャリアとして受け止められるでしょう。
職務経歴書の自己PRは実績を具体的に書く
次に、前職や今までの仕事での実績を具体的に書きましょう。
悪い例と良い例を用意してみました。
- 私はお客様に似合う服を提案することを心がけてお客様に喜んでもらう努力をしていました。
できるだけ数量で表すことが大事です。
- 来店客数が少ない時期でも、お客様の目を引くように通常月1回のディスプレイ交換を週1回変えることで入店率を向上させました。
- また、入店したお客様へ笑顔の挨拶を心がけることで印象よく思ってもらい試着をしてもらったところ購入した客数が例年より10%向上させることができました。
数量以外でも「お客様から〜と褒めていただいた」など、他人から評価された言葉を使って書くことも客観的にあなたの良さが伝わります。
職務経歴書上での自己PRでは2つのエピソードを選んで身につけたスキルをアピールしましょう。
志望動機は自分が会社に「貢献できること」を書く
最後に、身につけてきたスキルを使って転職先でどう貢献できるかをアピールするかを書きます。
志望動機には入社後何ができるか、何をしたいかを明確にすることが大事です。
面接練習は転職エージェントを使おう
面接でいかに自分をアピールし熱意を伝えられるかが鍵
書類選考が通ったら面接準備が大事です。
自分が前職を辞めた理由、「未経験ならなぜこの業界なのか」、「なぜこの職種なのか」、「なぜ貴社なのか」、「自分が今までの経験から学んだことや身につけたスキルをどう活かしていきたいのか」は聞けれると思って用意しておきましょう。
私が受けた会社は、それ以外にも1分間での自己紹介がありました。
面接練習は1人では限界がある
質問されるであろうことを友人や家族、恋人に練習相手になってもらいましょう。
面接官の質問に答えてからも深く質問をされた時のために練習ができます。
また、転職エージェントの力を借りればプロ目線で面接のアドバイスをしてくれます。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
面接日程を代行して設定してくれる
書類選考が通った場合、面接日程を決める際も転職エージェントが仲介してくれるので、メールマナーを気にしたり時間を取られることがありません。
関連記事:在職中に面接へ行けないとき、「仕事を休まないですむ」方法とは?
そのほかに転職エージェントをおすすめめする理由
職務経歴書や履歴書の添削をしてくれる
転職エージェントに登録すると面談後、履歴書や職務経歴書の添削をしてもらえます。
私も実際に見てもらったところ、細かいところの不備にきづいてもらえて書類選考の前に訂正することができました。
希望の業種や職種での求人を常に紹介してくれる
仕事をしながら転職活動をする場合は、なかなか求人を探すことも大変ですよね。
希望の条件で求人を常に探して紹介してくれるので、その中で興味を持った求人だけ応募ができ効率的ですよ!
落ち込んだ時も転職活動に前向きになれる
内定がもらえなかった時も常にポジティブに向き合ってくれるので頼もしい存在です。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
まとめ
- 前向きな転職理由なら、2回目の転職は不利ではない
- 転職活動は自分の強い意志が必要
- 正しい判断ができるように貯金はしておく
- 退職してからの転職活動なら、在職中に方向性だけは決めておく
- 職務経歴書の添削や面接練習は転職エージェントを頼ろう
20代での2回目の転職は、自分のやりたいことや今後のキャリアを考えた時に大事なステップとなります。
今よりも自分が好きな環境で仕事をしたいと思うなら本気で転職活動を始めましょう!
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |