仕事の悩み

「忘年会スルー」が共感される理由【時間とお金を無駄にしたくない】

「忘年会スルー」が共感される理由

12月といえば、忘年会シーズンです。

最近Twitterを通じて『#忘年会スルー』がトレンド入りし、忘年会に行きたくない人の議論が交わされました。

以前までなら、会社の忘年会は『強制参加』が暗黙の了解で、参加しないと周りから「非常識」だと思われる時代でした。

しかし、忘年会スルーはそれを覆すような考え方です。

今回、忘年会に行きたくない側としては、「4000〜5000円払って上司の話を聞くのはハードルが高い」という意見が多かったのです。

私自身、忘年会の目的が「日頃の労をねぎらい親交を深め合う」ことなのであれば、1年に1回の機会に頼らず、もっと日頃から親交を深める努力をしてほしいと思っています。

参加したい人だけが参加する選択ができれば、みんながもっと幸せになれると思いませんか?

つばめ
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この記事では、忘年会をスルーに対して私なりの考えを書いていきます!

上司のご機嫌取りをしたところで、何も生まれない

この記事を書いている私自身も、「強制的に参加する忘年会」が当たり前になっていた過去がありました。

普段会わない上司にお酒の場で再会し、女性として「ご機嫌取り」をして接待しなければいけないことは、少し前なら当たり前に感じてしまうから怖いです。

つばめ
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社員は、そもそも出席か欠席か選択できなかったです…!

当時は参加したくないけど、「決まりだから」と思って半ば諦めていましたね。。

私自身、『忘年会スルー』という言葉が話題となり、初めて会社の概念に縛られていたことに気づきました。


「お金」と「時間」を無駄にしたくない

将来もらえる額が少ない年金問題、日本の終身雇用が崩壊し、定年まで一つの会社で安定して働くことが難しい時代に突入しています。

上司のご機嫌取りをして出世したとしても、自分の将来が保証されるわけではありません。

そういった背景の中、お金を節約したり、自分に使える時間を確保して自己研鑽(資格取得など)や副業をする人だっていると思います。

つばめ
つばめ
頑張って稼いだお金を意味のわからない飲み会や忘年会に使いたくない!

そう考えてもおかしくないと思いませんか?

私自身、今その会社の忘年会に参加しなければいけない状況だったら、「忘年会スルー」したいです。

上司のご機嫌をとったところで給料が上がる時代ではないとわかっていますし、何も得られない場だとわかっているのに自腹で参加するのは苦痛だからです。

そもそも、そういった会社であれば転職を考えるかもしれません。

少し前こそ、「今の若者はノリが悪い」とか「非常識だ」と思われていたかもしれませんが、今の日本社会では自分で考えて動かなければ自分が損してしまいます。

だからこそ、忘年会スルーはしっかり考えた末の「答え」でもありますし、今回話題になって共感する人がいるのも理解できます。

もちろん、得られるものがあれば喜んで参加しますが、それが期待できない場所で自腹を切って参加するのはハードルが高いと言われるのも無理はないはずです。

忘年会が苦痛な会社を続ける必要はない

とはいえ、会社によっては参加しないと人間関係が気まずいことになり、泣く泣く参加することもあると思います。

同じ会社員として働いていても、「忘年会が楽しみ」という意見もあります。

その違いは何でしょうか?

先ほども触れましたが、「忘年会に参加したい組織で働けているか」の違いだと思っています。

私は、直近こそ、そういった職場に勤めていました。

その会社は「忘年会も自由参加」の会社だったのですが、日頃から業務改善や困っていることはチームに相談ができる環境だったので、わざわざ忘年会で「親交を深める」必要がありませんでした。

「お互いを労う」目的の忘年会は、1000円のランチを食べるという内容なので、参加もしやすかったのです。

さらに集まりたい人は、個人的に誘って行くスタイルだったので無理なく選択ができました。

忘年会に参加するとしても、会社によって楽しめるかが変わってきます。

普段から相談や困っていることを「言える」職場は、忘年会を強制しませんでした。

そういった会社は考え方も柔軟なので伝統や風習もなく、従業員の選択を尊重してくれるのです。

忘年会とは直接関係ありませんが、今振り返ると「就業時間15分前までには着席しているのが常識」というような概念もありませんでした。

「9:00から出勤なのに8:45には会社にいて当たり前」

こんな常識に縛られている人もいるかもしれません。

つばめ
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残業代が出ないのになぜ、早く行かなくてはいけないのでしょうか?

上司の顔色を気にして、常識に縛られるような行為をする必要もありませんでした。

その会社は業務に支障がなかったり、生産性が伴えば9:00に間に合えば問題なかったのです。

個人の意見が簡単にSNSを通じて発信できる時代のおかげで、今回の『#忘年会スルー』のトレンド入りは忘年会に対する常識を覆してくれました。

私たちは、別に会社の人と「親交を持ちたくない」わけではないのです。

楽しんで参加できる忘年会は参加したい一方で、上司の昔話を聞いたり意味のない会話をして表面上の関係に付き合うためにお金や時間を使うのはハードルが高いだけです。

今の時代や世代に役に立つような話をしてくれれば、参加したいと思うかもしれません。

忘年会をスルーして偏見の目で見られる会社が嫌なら、転職を目指すほうが早いです。

自分が合う組織に行けば、気の合う同僚と楽しく仕事ができますし、風通しのいい職場だとどんどんやりたい仕事に挑戦できます。

今回『#忘年会スルー』が話題になったこともあり、今後「忘年会を強制参加する会社」は古い感覚と捉えられるようになるかもしれません。

つばめ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ABOUT ME
つばめ
25歳で国家資格キャリアコンサルトを取得。飲食店、販売職、塾講師、ベルガール、グランドスタッフ、コールセンターなどの職種を経験。現在はブロガーとして月間4.2万PVの当メディアを運営。女性の自由な働き方や生き方を発信している。料理家兼フードアナリストとして、食と健康についても発信中。海外向けに「健康的で美味しい」をモットーに、英語でレシピを紹介している。高校から大学まで英語を専攻し、カナダ留学の経験あり。詳しくはプロフィールにて。
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