異動は、キャリアアップのチャンスでもあり不安もありますよね。
異動先の店舗で人間関係はうまくやっていけるか、異動先のお客様に上手く接客できるかなど…
同じチェーン店だとしても、お店によってやり方も違うので覚えることもたくさんあるため、早く馴染めるか不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
私自身、入社後、前にいたお店では3年間も働いており、また優しい店長と同じ年数働いていたこともあって、異動という環境の変化はとても大きいものでした。
この記事では、異動前にどのように気持ちを前向きにしたのか、抱える不安をどう対処したのかを紹介していきます。
異動が不安な理由は、大体が人間関係
異動が不安な理由は、異動先で上手くやっていけるかというのが大きいです。
異動先のお店で今までのように人間関係が上手くいくかという不安は、1番の不安ではないですか?
特に店長はお店を仕切る人なので、店長の方針と合うかどうかというのも気になる点です。
関連記事:異動したくない!ショックで辞めたい!会社に拒否を伝える方法
異動での人間関係への不安を解消する方法〜異動前の準備〜
異動先に行く前に、不安を少しでも軽減することはできないのでしょうか。
販売員経験時代、異動をしたことのある筆者から、不安を軽減するポイントを紹介していきます。
異動前に、次の職場の店長に電話で挨拶する
人は、2回目に人と会うと親近感が湧くのは知っていますか?
お客様でも、1度買い物をしに来てくれた人がまたお店に来てきた時、店員に対して「以前、担当してくれた人だ」と親近感が湧きやすいです。
同じように異動先の店長に電話で挨拶をしておくと感じ良いですし、経験上、自分にとっても初出勤日を迎えやすくなりますよ。
異動先の店長、主任、パートさんの人物像を知っておく
できれば事前に店長や主任、パートさんの人柄を知っている人に聞いておくことをおすすめします。
人間関係を上手に築くためには、相手の性格をつかむことが大事です。
なぜなら、コミュニケーションは一方通行ではないため、対お客様と一緒で、相手に合わせることも多少必要だから。
異動してから自分でそれぞれの特徴をつかむことも1つですが、できれば周りに知っている人がいれば聞いておくと人間関係を築く上で役に立つことがありますよ。
異動先で初日に意識したいこと〜実践編〜
異動先での初出勤日は緊張しますよね。
緊張疲れをしてしまうことも考えられるため、最低限何をすればいいかをつかんでおくことでスムーズに職場に慣れることができますよ。
1番大事なのは人間関係、「元気な挨拶」が基本
初出勤日は、何と言っても初めて異動先の人たちと顔合わせをする日です。
接客でもわかる通り、第1印象で相手に与えるインパクトはとても大きいので、まずはスタッフに対して笑顔で挨拶するように心がけましょう。
感じが良いと思ってもらえれば、今後の人間関係を築く上で有利になりますよ。
次に、レジ周りに「どこに何があるか」を覚えると接客がしやすい
実際、仕事では対お客様の接客がメインなので業務に関わることも覚えなくてはいけません。
その際、社員であれば異動後の初日でもレジ打ちは行うでしょう。
レジ周りを確認しておくことが重要です。
会計をする上で必要な伝票や、支払い時に必要なクレジットカードの機械の置き位置などはお店が混み合ってからでは人に聞くことができません。
そのため、事前に確認をしておくことでスムーズに接客をすることができますよ。
3つ目に、ざっくり開店前と閉店後のルーティンを覚える
お店がビルの中の一角にあるのか、それとも路面店にあるのかで、開店前のルーティン作業は異なってきます。
たとえば路面店の場合、のぼりを出すこともあるので開店前に必要な作業を覚えておく必要があるでしょう。
開店する方法、お店を閉める(閉店時の)方法がわかれば安心です。
商品の場所の確認は、ざっくりどの辺りに何が置いてあるかを確認し、掃除をする時間帯やお客様を待っている間に細かい商品陳列を確認していきましょう。
仕入れ作業で捨てるダンボールの置き場所なんかは、少しずつ覚えていければ大丈夫です。
異動を経験してみて思うこと【経験談】
私が店舗間異動を経験した実際の体験談を紹介していきます。
異動したばかりは、何かと気を遣うのでストレスを溜め込まないこと
異動したばかりだと、どうしても慣れない環境から気が張り詰めた状態になってしまいます。
帰ってからも明日の仕事が不安だったり、職場の人にどう思われているかを気にするのはやめましょう。
仕事で疲れた分、家ではリラックスすることが大事です。
3ヶ月ほどすれば、新しい職場に慣れることができるのでそこまでは焦らずに仕事に取り組むことをおすすめします。
人間関係は仕事を通して少しずつ築いていければ問題ない
先ほども触れましたが、異動後は早く職場に慣れようと思って周りに合わせて頑張ってしまいがちです。
特に人間関係では、周りの人と仲良くなろうとして気を使ってしまうかもしれません。
でも自分を飾りすぎてしまうと、かえって自分を追い込んでしまい疲れてしまいます。
仕事で協力ができる関係性を築ければ問題はないので、わからないことがあればすぐに質問をするようにしましょう。
そして業務を通して信頼関係を築いていくことが大切です。
お店の場所によってお客様層が違う
異動先の土地柄によって、来店されるお客様の年代や性別も異なってきますし、1回の買い物での単価も変わってくるのでお店が変わったことから、今までの販売方法が通用しないこともあります。
今までの接客が上手くいかない時には、声の掛け方を変えるなどの工夫が必要になるかもしれません。
その場合は、お店のスタッフの接客方法を観察したり、アドバイスをもらうことで改善してみましょう。
今までのやり方を突き通さずに柔軟に合わせたほうがいい
前の店長や前のお店と比べられても、このお店のやり方は違うからと言れてしまうと、人間関係が上手くいかなくなってしまう原因になるので注意しましょう。
店長が言われて1番嫌なことは、「前のお店の店長は〜」と言われることだそうです。
私の経験上「今まではこうしていた」と嘆くよりも、そのお店のやり方に沿って仕事をするほうが角が立ちません。
人間関係が築けた頃に、仕事のやり方を意見として伝えるのはOKですが、異動して間もなく、「前にお店は」というフレーズを使う発言は避けるのが無難ですよ。
異動後、前のお店とのギャップに苦しんだら相談することが大切
異動が初めてでも、店長が変わったことがある人は経験しているかもしれませんが、異動後にお店の雰囲気に馴染むまでは時間がかかります。
店長の方針と自分のやり方が違うことで、仕事がやりにくいと感じてしまうこともあるかもしれません。
その時は妥協できる点は妥協したり、角が立たない程度に自分の意見を伝えることで対処していくことがおすすめです。
もし発言をしにくいのであれば、前のお店の店長や先輩など、信頼できる人に相談してみるのも1つの方法ですよ。
異動後のストレスは、自分1人で抱え込まないことが大切といえるでしょう。
さいごに
お店が変わる異動、環境が変わることでの不安はつきものです。
異動後に少しでも不安を解消したいという人は、自分が初出勤日を迎えやすいようにしておくことといいかもしれません。
私自身、異動前は「期待に応えなきゃ」という不安を抱えていましたが、それでは肩の力が入りすぎて持ちませんでした。
異動後、1ヶ月、3ヶ月というスパンで職場に少しずつ慣れていこうという気持ちがあれば同時に心の余裕を持つことできますし、店舗間異動なら、共通する仕事も多いのでそこまで心配する必要はありませんよ。
もし仕事に悩んだら、社内の相談できる人に相談して解決していきましょう。
この記事が、少しでも異動への不安を解消するきっかけになれば嬉しいです。
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