こんにちは、キャリアコンサルタントのつばめです。
あなたは、仕事で頭が真っ白になってしまった経験やパニックになってしまったことはありませんか?
私は、仕事に慣れるまで半年くらいはパニックの連続でした。
幸い追い詰めてしまう状態になることはなかったのですが、当時は非常につらかったです。
あなたがもし仕事で恐怖や不安を感じて急に頭が真っ白になってしまったとき、周囲に助けを求められず1人で抱え込んでしまっていませんか?
このまま精神的に負担がかかると、うつ病などの病気になってしまう可能性も考えられます。
そうなる前に、自分で自分を守る方法を知りましょう。
この記事では
- 自分がどんな状況の時にパニックになってしまうのかを知る
- どこまでが練習してできるようになればいいかを整理する
- それ以上は無理をしない
という3つに焦点を当てて対処法を伝えていきます。
ここで自分自身のことを知り、未来への恐怖感を減らしていきましょう。
contents
仕事で予期しない出来事が起きてパニックになるなら
たとえば、マニュアルと外れたことが起きたときにパニックになってしまうことはないでしょうか?
私は、よくお客様対応でも社内でのやり取りも、イレギュラーのケースが発生した時に動揺してしまうことが多々ありました。
一度、パニックを経験すると、その後も
「また知らないことを聞かれたらどうしよう」
「またお客様から怒られたらどうしよう」
と思ってしまいますよね。
しかし、イレギュラーケースが起きないことを願う気持ちは分かりますが、出来事をコントールすることはできません。
「イレギュラーケースが起きないでほしい」という気持ちの状態が続くと、仕事中も常に「何か起きたらどうしよう」という不安がつきまとってしまいます。
そうなると、過度にビクビクしてしまい、できる仕事にも自信を持てなくなってしまうこともあると思います。
予期しないハプニングは起こるものだと捉える
仕事では、自分以外の人も関わっているものがほとんどです。
お客様や職場の人がどう捉えるかでも、自分が予期していた結果と違う答えが返ってくることもあります。
イレギュラーケースが発生することのハードルを下げておけば、実際に起きた時の感情の揺れ幅が大きくなりません。
起きたことを嘆くのではなく「これからどうしたらいいか」を考えてみよう
たとえば、あなたの対応である出来事を招いてしまったとします。
「あ〜あ、やってしまった」
「何故その時に(ミスに)気づかなかったんだ」
と過去のことを悔やんでしまうこともあると思います。
しかし、大事なのはこれからどうするかです。
そのため、起きてしまったことを後悔するのではなく、対処方法を相談できる人に一緒に考えてもらいましょう。
反省をしても、自分を責めない
仕事のミスや失敗に対して対処したあとって、安心すると同時にとても疲れますよね。
「お客様に自分の対応を否定されてしまった」「自分の対応がいけなかったんだな」と自分を責めてしまうことはありませんか?
確かに、改善すべきところもあったかもしれません。
しかし、その時にミスや失敗をしてしまったからといって、あなたの仕事の取り組み全てがいけなかったわけではありません。
すでに出来ていることもあるのです。
次回から反省をするところは反省し、最後には「こんなこともあるんだ、この仕事って大変だな!」と捉えてみましょう。
仕事で人の感情に敏感に反応してパニックになるなら
接客業での例ですが、たとえばお客様が来店されていきなり「〇〇はどこに置いてんの?」と強めの口調で聞かれたとします。
あなたは、高圧的なお客様の態度に驚いてしまうことはないでしょうか?
怒っているように見えているだけの場合がある
「お客様は怒っているんじゃないか」と焦って対応してしまうと、かえっていい結果は生み出されません。
しっかりとお客様に要望を聞いた上で商品を提案できず、元々怒っていなかったお客様をイライラさせてしまうこともあります。
また、急いでレジで対応したら、お釣りを間違えてしまったり商品を袋に入れるのが雑になってしまってお客様を怒らせてしまう…なんてことも考えられます。
私が実践していたことですが、来店されて「〇〇はどこに置いてんの?」と言われた時点で、元々高圧的な話し方である人と捉えることから始めました。
元々話し方に勢いがあるだけだったり、怒っている顔つきに見えるだけかもしれないからです。
実際に怒っているのかどうかは話を聞いてみないと分かりません。
不満そうな顔をしたお客様が来て、あなたが「クレームを言われるんじゃないか」と想像してしまったら、まずは息を深く吸い込んで吐き、気持ちを落ち着かせてみましょう。
最初は怖いかもしれませんが、慣れていくうちに自信がついていきます。
怒りをぶつけてくる人への対処法
最初から怒りの感情を持っている人へ対応が必要な場合には、無理はしないでください。
頭が真っ白になってしまうなら、そこから対応を続けるのは結果的にいい方向へ向かいません。
あなたが対応が難しいと感じたなら、周りに相談してみましょう。
あらかじめ、クレームを対応する際にあなたがパニックになってしまうということを周囲に相談しておくとスムーズにいきます。
私の場合、コールセンターの時にどんなに経験を踏んでも中年の男性から高圧的な態度を取られると、頭が真っ白になってしまうことがありました。
そのため、周囲にそのことを伝えるのはすごく勇気はいったのですが、理解をしてもらうことでいざという時に助けてくれる環境ができました。
克服することは大事ですが、あまりに自分の心への負担が大きい場合には、あなた自身であなたを守ることも必要です。
関連記事:接客業でのクレーム対応が怖いときの対処法!これで明日から怖くない
仕事が多すぎてパニックになるなら
元々あったタスクを終わらせようと計画していたのに、急遽新しい仕事が飛び込んでくると仕事のコントロールが効かずパニックになってしまうこともあると思います。
仕事が多すぎて何から手をつけていけばいいのか分からない状態になってしまっているので、一緒に対処法を見ていきましょう。
自分が抱えている仕事を全部書き出してみる
頭の中で考えてしまっていると、何から取り組めばいいかが分かりづらくなってしまいます。
まずは抱えている仕事を全部紙に書き出すことから始めてみましょう。
関連記事:仕事が多すぎる!終わらない不安があるなら、タスクを見える化しよう
優先順位をつける
次に、書き出した仕事に優先順位をつけていきます。
- お客様対応や急を急ぐもの
- 明日、もしくはそれ以降に終わらせればいいもの
という判断基準で、書き出した仕事に優先順位をつけてみましょう。
整理ができたら、手元に残しておくメモとして綺麗に書き直してみるのもお勧めです。
仕事に慣れるまでは、何を優先的に取り組んだらいいのかの判断がつかない場合があるで、周囲に相談してみましょう。
周囲に手伝ってもらう
自分が抱える仕事が期日までに終わらないことが見込まれたら、早めに周囲に助けを求めることが必要です。
万が一、期限までに仕事が終わらなかった場合、責任を負うのはあなたになってしまいます。
あなたが全てを背負って体調を崩してしまわないようにしましょう。
周囲に依頼する際に、仕事の進め方やコツを教わると次に活かすことができます。
期限を伸ばしてもらう相談をするのも1つ
- 頼まれていた仕事で、どうしても自分で最後までやり抜きたい
- 他に優先する必要のある仕事が出来てしまい、期日までに間に合わない
こんな時には、依頼主に仕事の期日を伸ばせないかを相談してみるのも1つです。
全ての仕事がそうなるとは限りませんが、事情を説明すれば理解を示してもらうことができるかもしれません。
関連記事:仕事が間に合わないのを防ぐには、かかる時間の見積もりが大切
さいごに
今回は、仕事で頭が真っ白になったりパニックになってしまう人の状況として
- 予期しない出来事が起きたとき
- 人の感情に敏感に反応してしまうとき
- タスクの多さに終わるのかが不安になってしまうとき
という3つのケースで対処法を紹介しました。
自分がどんな状況の時に、頭が真っ白になってしまうのかを知ることはとても大事です。
原因を探って準備をすることができますし、働きやすい環境を作ることができます。
「仕事でまたパニックになってしまったらどうしよう」という不安を解消することにも繋がります。
おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
おすすめ度 | |
---|---|
おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |