仕事の悩み

やりたくない仕事を続けるべきか悩んだら、入社前の自分を思い出してみる

やりたくない仕事を続けるべきかの判断方法

「やりたくない仕事が憂うつ」

「辞めたいけど、このまま続けていくべきか」

仕事をしていれば、成果を出さなければいけないプレッシャーや、苦手でやりたくない仕事から「逃げたい」と思ってしまうものです。

「でもここで逃げていいのだろうか?」

と葛藤があります。

「逃げたいけど、逃げるのも怖い」

新卒であれば特に感じることですし、「今逃げたらこの先の将来、大丈夫なのか?」とも思ってしまうでしょう。

ここで踏ん張ったほうがいいのか考えると、辞めるか続けるかの選択で葛藤が起こり、仕事へのやる気を上げることも難しくなります。

やりたくないと感じる仕事には、苦手意識が強く現れる傾向があります。

入社前の目的を思い出すことで、広い視野で今の経験やスキルを捉え直すことができるようになります。

それでも仕事を続けるのが辛いのであれば、新しい働き方も考えていきましょう。

この記事を読めば、やりたくない仕事に囚われていた状態から脱け出して、自分が叶えたいキャリアの方向に自信を持って進むことができるはずです。

やりたくない仕事が憂うつになる理由

まずは、なぜやりたくない仕事になってしまったのかを確認していきましょう。

自分の中で苦手意識が強い

やりたくない仕事は、「自分が得意じゃないな」と感じることが多いと思います。

苦手なことに向き合うことはとても大変です。

プレッシャーや周りからの期待、自分ができないことへの恐怖から逃げ出したいと思うこともあるでしょう。

やりたくない仕事の位置付けは、自分が苦手な状態から「こうしなければいけない」という気持ちが大きく出ていて、乗り越えることに苦痛を感じてしまいます。

ネガティブな思考に引っ張られやすい

人は、ネガティブな感情に引っ張られやすく、どんどん嫌になってしまうものです。

「営業が苦手でやりたくない」という感情が強くなり仕事に行くのが憂うつになるというのは、そういったネガティブな思想で頭にいっぱいになっている状態です。

関連記事:仕事で前向きになる方法は?ネガティブなのはやりたくない仕事が原因

やりがいより、辛い気持ちが勝っている

やりたくない仕事として自分の中で位置付けてしまうと、たとえちょっとのやりがいがあっても、辛いことから逃げたいと思ってしまうものです。

やりがいより、やりたくない仕事のウエイトのほうが大きくなることで辞めたいと思うようになります。


やりたくない仕事から逃げるのはよくない?

やりたくない仕事から逃げることはよくないのでしょうか?

家族や世間的な意見から考えると、「やりたくない仕事でも続けるべき」という考え方が一般的に感じてしまいますよね。

ですが、世間的に見てどうだとか、たとえ職場の上司から「甘い」と言われても、個人的な意見としては、最終的には自分の決断を優先すべきだと思っています。

ただ、一時的な選択で後悔がないように、一度自分の状況を整理して考えていくことが大事です。

なぜなら、今後もやりたい仕事にこだわり続けることのリスクもあるからです。

少しでも仕事が合わないと感じると、「仕事を続けるか」「辞めるか」で考えてしまうようになります。

これでは、どのタイミングで長く仕事を続けるかの判断がつきにくくなってしまいます。

転職の決断をするにしても、自分の中で納得した理由を持てることが大切です。

理由を持った上で自分が望む決断をしていきましょう。

関連記事:「仕事から逃げたい」は甘えじゃない!辞めるのも逃げじゃない

続けるべきか、辞めるべきか?

辞める決断をしようとしても、常識や人の目が気になってしまったり、逃げることへの罪悪感を感じている人は少なくありません。

そういった葛藤で揺れ動いている場合には、まずは今の会社に入社した目的を思い出し、今後も目標を持ち続けて仕事を続けられるかを考えてみましょう。

入社の目的やきっかけを思い出してみる

仕事のビジョンが見えないと、目の前のスキルを習得することで精一杯になり辛くなってしまうものです。

一度、あなたが入社したいと思ったきっかけや今の仕事をしようと思った目的を思い出してみることが大切です。

  • 今の会社の理念のどんな点に共感したのか
  • 会社あるいは、今の職種を通してどんなことを成し遂げたかったか
  • 今の職種や業界で自分のどんな能力を活かしたかったか

これらのことを思い出し、整理してみましょう。

やりがいがあるなら、続けながら別の働き方を探してみる

もし今の仕事で少しでも仕事にやりがいを感じるのであれば、期間を設定して続けてみましょう。

苦手なことは誰でもありますが、自分の長所で補うこともできます。

足りないスキルは一人で克服しようとせず、得意な人に教えてもらうことも大切です。

乗り越えていく中で、また見える世界が変わりあなたの仕事に対する思いが変わるかもしれません。

今の働き方が続くことで将来が不安なら、仕事を続ける期間中にやりたい仕事を見つけてみることがおすすめです。

自分が目指したい仕事が見つかっていれば、辞めたいと思う時にすぐに転職活動に移ることができます。

関連記事:やりたい仕事が見つからない理由で悩んだとき【自分に合う仕事の探し方】

新しい方向に向かいたいなら転職を考える

入社当時の目的が今と変わったのだとしたら、転職を考えてみましょう。

あるいは、合わない仕事に限界を感じている場合も一緒です。

今の仕事を続けることで追い詰められるくらいなら、他に自分ができることでキャリアを築いていけるほうが将来に繋がります。

やりたい仕事がない場合には、自分の強みを知って挑戦したい仕事を探してみましょう。

自分が得意な仕事なら周りからの評価を受けやすく、自分自身もやりがいを持って仕事を続けることができます。

新しい目標を見つけた場合には、スキルを活かしてさらに転職に挑戦できる未来も考えることができます。

自分の強みを伸ばせる仕事を探してみましょう。

関連記事:【転職】適職を見つけるならリクナビのグッドポイント診断がおすすめ

さいごに

やりたくない仕事を辞めると、人からどう思われるかが気になったり、一般的にもよくないんじゃないかと思う心配があり、葛藤してしまうことが多いです。

「続けたほうがいいんじゃないか」

「でも今の仕事にモチベーションを保つことが難しい」

と考えてしまう気持ちは、誰でもあります。

そんな時は、一度視点を変えてみましょう。

今の職業を続けるかどうかを考えた時、キャリアを一点で捉えてしまうのではなく、自分の中で働くことの意味を考えることができると自然とその方向に向かいやすくなります。

その一つの方法として、今の仕事を始める前に掲げた目標に立ち返ることが大事だといえるでしょう。

そこで続けることの目的が見えづらいのであれば、転職の準備を始めていきましょう。

ABOUT ME
つばめ
25歳で国家資格キャリアコンサルトを取得。飲食店、販売職、塾講師、ベルガール、グランドスタッフ、コールセンターなどの職種を経験。現在はブロガーとして月間4.2万PVの当メディアを運営。女性の自由な働き方や生き方を発信している。料理家兼フードアナリストとして、食と健康についても発信中。海外向けに「健康的で美味しい」をモットーに、英語でレシピを紹介している。高校から大学まで英語を専攻し、カナダ留学の経験あり。詳しくはプロフィールにて。
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