「この状況が耐えられない」
「仕事から逃げたい」
私自身、「苦手な仕事から逃げたい」ともがいていた時期がありました。
でも自分が苦手な仕事って周りはできているのに、「逃げるのって甘えてるんじゃないか」と思ってしまうんですよね。
だから、逃げたいけど逃げられない状況なんだと思います。
ですが、自分に合わない仕事を辞めることは逃げではありません。
このまま仕事を続けても、仕事が怖いことが原因で仕事そのものに逃げ腰になってしまうだけです。
誰でも、自分に向いてないし仕事や合わない環境があります。
自分にとっていい選択していることになるので、逃げているわけではないのです。
自分の強みを伸ばせる職種が見つけることで、仕事に前向きに取りくめる未来をつかむことができますよ。
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今の仕事から逃げることは悪いことじゃない
結論からいうと、仕事から一生逃げ続けることはできません。
なぜなら、生きていくためにはお金が必要ですし、お金を稼ぐためには仕事をしなければいけないからです。
働かないことは逃げですが、苦手な仕事にキリをつけて自分をもっと活かせる仕事を選ぶことは逃げではありません。
環境もそうです。
自分が居心地が良い人間関係がある場所なら、お金だけが目的ではなく人生を豊かにすることができます。
仕事を辞めることは、仕事そのものから逃げてしまうことと混同してしまいやすいですが、今の環境をもっといい方向に変えていくということになるので逃げではないのです。
ゲームでたとえると、鬼から逃げ回っていてはいつか捕まってしまいますが、出口を見つければそこから道が拓けていきます。
嫌な仕事から逃げ続けてしまうとたしかにそれは罪悪感を感じてしまいますが、自分が楽しく働ける環境や自分のキャリアを歩むことができたら、怖がらずにもっと挑戦できる自分と出会えるはずです。
関連記事:仕事に限界を感じるなら、無理しない働き方は選べる【辞める選択】
仕事を辞めることが逃げではない理由
ここでは私の体験談を基に、なぜ仕事を辞めることが逃げではないのかについてさらに具体的に紹介していきます。
辞めたいと思うのは必ず理由がある
あなたが仕事を辞めたいと思う理由には、しっかりした理由が存在します。
多くの場合、仕事から逃げたいのは仕事に対して恐怖を感じているからです。
- 失敗をするのが怖い
- 人から怒られるのが怖い
- 責任を果たせるか怖い
私が仕事を辞めたいとき、このように仕事が怖くなっていました。
たしかに仕事全般で、これらのことはできていないといけないことかもしれません。
ですが、仕事に恐怖を感じている以上、前には進むことは難しいです。
なぜなら、仕事に逃げ腰になってしまって自分が成長しにくいからです。
「だったら環境が悪いの?」と思うかもしれませんが、その通りです。
人から怒られるのが苦手な人がクレームを受けることが多い環境だったり、パワハラを受ける環境だったら怖くて萎縮してしまいます。
それは、甘えではなくて、自分の能力が発揮できていない環境と合わないだけなので、あなたが自分自身を責めて罪悪感を感じる必要はないのです。
仕事のやりがいが減ってしまってきつくなるくらいなら、自分の強みを発揮できる環境に変えるほうがいいと思いませんか?
当時は、私も同じように仕事を辞めることを逃げだと感じていましたが、自分に合った場所で向いている仕事を選ぶことは間違っていなかったと感じています。
いまの状況をなんとかしたい気持ちが強いなら、それは逃げだととらえなくても大丈夫です。
それよりも、もっと自分にピッタリくる仕事や環境を選ぶことに目を向けていきませんか?
仕事は恋愛と一緒?双方の相性が合って幸せになれる
仕事は恋愛と一緒で、労働者と企業の相性が合って始めてお互いが幸せになることができます。
あなたが生き生きと働ける環境で仕事に取り組めることで、お金だけではなくやりがいを手に入れることができます。
その結果、企業も利益を出すことができるのです。
あなただけが辛い状況で我慢し続けているのは、仕事そのものが苦痛になってしまって気持ちもネガティブな方向に進んでしまいます。
ストレスが原因でうつ病になるデメリットもあるので、そのような働き方は双方の幸せに繋がりません。
これからの時代は、終身雇用の崩壊を背景に、特に個人の能力が求められる時代です。
自分が得意な分野や好きな分野でスキルアップができる人が評価されていくので、昔の日本と違って1つの企業で忍耐強く働き続けることが正解ではなくなってしまうのです。
自分の強みを発揮できる場所を見つけることが大事
仕事や環境が合わないのは、会社と相性が悪かっただけであり、自分能力不足や性格を責める必要はありません。
私も転職を2回してきましたが、自分に合った仕事や環境を選択をすることで、さらに価値観が広がって自分が進みたい方向に成長することができています。
時代ともに常識は変わるので、自分の中の正解は自分で決めなくてはいけません。
私が当時感じていた『仕事を辞める=逃げ』という考え方は、たしかに思わずにはいられなかったです。
でも、その後新しいキャリアを歩めるようになって振り返ると、選択するほうを選んで本当に良かったなと思っています。
仕事を辞めることが逃げではないのは、自分がよりいい方向に進めるように選択しているからだと胸を張っていえるでしょう。
しかし、この状況をなんとか改善したいと思うあまり、無計画に仕事を辞めてしまうことのリスクもあります。
選択することは逃げではありませんが、辞めることで失うものを考えておく必要があるでしょう。
次の項目で具体的に紹介していきます。
辞めるのが逃げだったと感じないためにできること
ただいまの状況から逃げたいと思って退職を選んでしまうと、辞めたあとにデメリットがあります。
対策を練るためにも、まずはそのデメリットを確認することから始めましょう。
辞めることが目的だと再就職がしずらくなる
辞めることを目的にすると、退職理由がネガティブになりやすいので、再就職がしずらくなってしまいます。
なぜなら、仕事を辞めることが目的となってしまうので、転職活動に対しても積極的になれないからです。
その結果、どんどんブランクが空いてしまうので転職活動にも不利になってしまいます。
退職はあくまで次に進むために必要な手段であって、ゴールは新しいキャリアを築くことであるのを忘れてはいけません。
これを間違えてしまうと、退職してから後悔する原因になります。
辞めたあとのお金の心配
仕事を辞めてしまうと、当たり前ですが毎月の収入がなくなります。
将来の不安とお金の心配が重なると、あるとき焦って仕事を決めてしまう行動に走ってしまいます。
時間に迫られることで、冷静さを失い、しっかり自分の将来を考えた上での転職を選ぶことができずに入社してしまう可能性が高くなります。
そうなると、転職先でもまた不満がたまりやすく転職を考えるようになってしまうのです。
転職を繰り返すようになる
自分が1番能力を発揮できる場所や仕事を目指すことよりも、「目の前の仕事が合わないから辞める」ということを繰り返してしまうと転職癖がついてしまいます。
自分がよりい方向に進むための選択ができないと、いつまで経っても抜け出せない迷路にはまってしまうことになるのです。
こういったリスクや負のサイクルを避けるためにも、退職前に自分がいい選択ができるように準備を整えておく必要があるといえるでしょう。
次の項目では、具体的な対策を紹介していきます。
今すぐ仕事から逃げたい場合は、これからどうしたらいい?
仕事を辞めてから後悔しない選択をするためには、準備が大切です。
いますぐに状況を変えることはできませんが、少しずつ動き出すことであなたが生き生きと働ける未来をつかむことが必ずできます。
退職理由や転職をポジティブに考えよう
転職を成功させるためには、まず退職理由をポジティブに考えることが必要です。
仕事や環境がが合わないことがきっかけでも、「仕事で身につけた能力をもっと発揮できる分野や環境でキャリアアップしたい」というポジティブな理由に誰でも変えることができます。
目指したい仕事が見つかれば、より具体的に実現したいことを面接で語ることができるようになります。
ポジティブな退職理由に変えるだけで、その後の転職活動への取り組みにも前向きになることができますよ。
お金の心配は在職中に転職先を見つけることで解決できる
仕事を辞めることのリスクで1番大きいのがお金だと思います。
先ほど紹介した通り、お金がなくなることへの不安で職業選択が冷静にできなくなります。
そこで、在職中に転職先が見つかればそのリスクを消すことができます。
とはいっても、いきなり転職先を決められるものではないため、わかっていても始められる人ばかりではないと思います。
大事なのは、少しずつ始めることです。
転職活動は1歩動き出せば、ご縁やタイミングが合って転職先がトントン拍子で決まるなんてこともあります。
いきなりガッツリやろうとすると、仕事を続けながらなので負担になりやすいですが、少しずつならできるはずです。
始めの1歩が早ければ早いほど、状況を変えられる日に近づくことができます。
転職の準備を始めよう
仕事をしながら転職活動をするってどんなイメージを持ってますか?
「大変そう」「時間がない」と思う人も多いのですが、自分に合った企業の求人がないと受けることもできないので、大事なのは準備なんです。
転職サイトで自分が「やってみたい」と思える仕事があったときに、ピンポイントで応募して選考を受けることが大事。
何もしなければチャンスをつかむことすらできませんが、準備を始めておけばチャンスをつかむステージに立つことができます。
ここからは、本気で未来を変えたい人だけ見てみてください。
自分の強みを知ることで選択の幅がグンと広がる
ここまで読んで、「自分にはやりたい仕事がない」と思っている人も安心してください。
自分がやってみたい仕事がなくても、諦めなければ見つかります。
というのも、自分の性格や強みを客観的に見つめることで、職業選択の幅を広げることができるからです。
転職をしても不満が消えない人は、転職先を決める際に自分と向き合えていないことで狭い選択肢の中から転職先を決めてしまっていることが原因です。
その結果、自分が本当にやりたいことじゃない仕事に転職してしまったり、同じような職種を選んでしまっています。
自分のことが正確にわかるようになると、興味や関心がある分野に気づくことができるようになったり、自分の能力を発揮できる仕事や環境を選ぶことができるので、ポジティブな転職活動ができるのです。
「この仕事好きかも」「やってみたい」と思えると仕事が見つかり、面接でも自信を持って自分をアピールできますよ!
自己分析ツールを活用しよう
自分を客観的に見つめるには、自己分析ツールを利用することがおすすめです。
リクナビNEXTでは、ビジネスシーンで活かせる強みを正確に判断してくれるツールなので、職業選択だけではなく自己PR文にも活かすことができます。
リクナビNEXT信頼でき、無料で受けることが可能です。
まずは、自分の強みや性格を知って選択肢の幅を広げてみましょう!
関連記事:【転職】適職を見つけるならリクナビのグッドポイント診断がおすすめ
転職エージェントの力を借りて書類選考や面接対策を始める
転職活動の準備をするためには、転職エージェントの登録をしておきましょう。
転職エージェントでは、企業が求人サイトでは非公開にしている求人を紹介してくれるサービスで、紹介を受けたあとも内定をサポートしてくれます。
多くの選択が持てることで自分に合った求人を見逃さないですし、転職エージェントに登録しておけば転職活動の準備を整えることができます。
具体的には、書類添削や面接対策で、転職のプロからみたアドバイスをあなたに沿って伝えてくれます。
紹介した企業に必ず入社しなければいけないという決まりはないので、1つの選択肢として求人の紹介を受けることができます。
1人の転職活動だと選択肢が狭くなってしまいますが、転職サイトと併用することでサポートを受けながらじっくりキャリアの方向性を考えることができるでしょう。
特におすすめの転職エージェントは、リクルートエージェントです。
担当のエージェントの方と相談したことがきっかけで、自分が目指したいキャリアの方向性が見えてきたので、転職相談だけでも価値がありますよ。
登録も利用も無料。未来をつかむ1歩として動き出してみましょう。
まとめ:できない仕事を辞めることは逃げじゃない!
仕事を辞めることは逃げではありません。
辞めること自体が目的になってしまうと、退職理由がネガティブになることで前向きなれません。
結果的に自分にとっていい選択ができなくなり、転職に不利になってしまいます。
しかし、好きなことや得意なことを見つめ直すことができれば、自分らしいキャリアをつかんでいくことができます。
チャンスをつかむためには、最初の1歩の踏み出しが大事です。
自分のために、いまから準備を始めていきましょう!
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
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転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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