「転職活動を始めたいけど、何から始めたらいいかわからない」
このように感じていませんか?
自分の目的に合わせた転職を成功させるためには、転職活動の流れやポイントを知り、効果的に転職活動を進めることが大事です。
この記事では、20代で2回の転職経験があり、国家資格キャリアコンサルタントを取得している筆者が、ポイントを押さえた転職活動の始め方を紹介していきます。
contents
転職活動を始める前にやるべきこと
転職活動を始める前に必ず取り組んでおきたいのが、「転職の目的を定めること」です。
過去の私は、目的を決めずに企業を受けていた結果、面接がなかなか通らないという経験をしました。
そのため早い段階から、転職活動の軸を決めることはとても大事だといえます。
まだ方向性を決めていないという方でも、以前の会社での経験や自分の強みを整理することで、自身のやりたいことを明確にしていきましょう。
私は、以前転職エージェントでの面談を機に方向性を決めたことがありますが、同じように転職のプロに相談してから方向性を決めたい人は、この時点で転職エージェントの登録がおすすめです。
転職理由を決めたら、具体的に方向性を定めていきましょう。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
1、自分が希望する職種や業種を決める
次の転職先ではどんな職種に就きたいか、どんな業種で働きたいかを整理しておくことが大事です。
今の時点で決められなくても大丈夫ですが、自分が目指したい働き方だけは決めておいたほうがいいです。
たとえば、今よりも残業が少ない会社で働きたい場合は、「どんな業種や職種なら叶えられるのか?」という視点で仕事を決めることができます。
2、「希望している求人があるか」調査を行う
ある程度方向性が決まったら、次に行うことは「市場の調査」です。
たとえば事務職をしたい場合、自分が「応募したい求人が募集されているか」、また、「今のキャリアで転職が可能なのか」を調べる必要があります。
職種によっては、実務経験が必要な場合もあるので、事前に確認しておくことで今後の対策を練ることができるでしょう。
3、転職活動のタイミングや時期を決める
実務経験が必要な場合や資格が必須などの理由で、応募資格を満たしていない場合は、転職活動を始める前に準備が必要になります。
何をすれば自分が転職が可能になるのかを確認し、資格であれば「どのくらいの期間かかりそうなのか?」「取得は可能そうか?」などを調べて、目指せる場合は、転職の前にスキルアップに注力しましょう。
未経験職種でも転職が可能な場合があるので、転職エージェントに相談して転職市場について確認してみるのも可能です。
転職活動の始め方
ここまでは、「自分がどんな転職を目指すか」という準備段階で、転職の目的や方向性を考える時期です。
軸を持って職種や業種を決めたら、実際の応募条件を自分が満たしているかを確認して、改めて転職を決めるようにしましょう。
次の項目からは、具体的な転職活動の方法について触れていきます。
1、転職活動の疑問を解決する
この項目では、転職活動で抱えやすい疑問を解消していきます。
1、具体的に何月から転職活動を始めるのがベストか?
転職活動を具体的には、いつから始めるか迷っている方もいるかもしれません。
転職活動を始める時期の決め方は、転職活動を始める前に決めた「職種や業種の求人が多い時期で決めること」が大事です。
その上で転職活動の平均期間を知り、現職の状況を確認することで決めていきましょう。
2、転職先が決まるまでにかかる平均期間は?
転職活動を始めてからどのくらいで転職先が決まるかを知ることで、転職活動のスケジュールが立てやすくなります。
転職活動にかかる期間は平均で3ヶ月です。
会社に退職を伝えるタイミングも予測がつくため、転職時期を決める上でも参考にしながらスケジュールを組みましょう。
3、退職日と入社日の調整の仕方は?
接客業から転職する際、転職で1番不安だったのが退職日と次の転職時期が被らないかといういことでした。
転職が決まっても今の仕事を辞めれるか、心配になっていませんか?
1番スムーズなのが、転職先が決まってから会社に退職を伝えるという方法です。
転職先が決まらずに仕事を辞めるリスクがないので、1番安全です。
仕事の状況や会社の就業規則次第ですが、退職の申し出は約1ヶ月前からでも遅くはありません。
転職先が決まったらすぐに職場の上司に退職希望を伝え、退職手続きをすませましょう。
1ヶ月以上前から退職の申し出が必要な場合は、選考を受ける前に転職先の企業に事前に伝えておく必要があります。
関連記事:退職を1ヶ月前に言うのは遅い?OKパターンとNGパターンを紹介!
2、転職活動のやり方を知る
ここでは、転職活動の方法を知ることで、自身の転職活動をイメージしましょう。
1、転職活動の流れを知る
転職活動を始める際に、何から手をつければいいのかわからない状態は、転職活動の流れを知ることで解決することができますよ。
転職活動は4ステップあります。
- 自分に合う求人を探す
- 応募する求人を決め、応募書類を提出する
- 書類が通過した企業の面接対策を行う
- 内定が出たら条件面を確認し、納得いったら入社を決める
4つのステップに入る前に、事前に転職活動の方法を決めてから準備を始めていきましょう。
2、転職活動の方法を選ぶ
一般的な転職活動の方法を知り、コツをつかんだ転職活動を始めることが大事です。
転職サイトと転職エージェントを活用する
転職サイトと転職エージェントを使って求人を探すことがおすすめです。
転職サイトは自分で条件を決めて求人を探すことができます。
たとえば事務職を希望していて、年間休日が120日以上を希望しているのであれば、条件を絞ることでヒットした求人を受けることができます。
一方で事務職は応募者が殺到するため、転職サイトには載っていない求人も存在しているのが現実です。
転職エージェントでは、そういった非公開求人の紹介を受けることができるので、用途を使い分けて求人探しに活用していきましょう。
転職活動しながら仕事を続けるのか、仕事を辞めてから転職活動をするのか
どちらもメリットやデメリットがありますが、どちらが転職に成功しやすいとは、一概には言えません。
自分の仕事の状況や今後のスケジュールによって決めていくことが大切です。
仕事が忙しくて、転職活動をしながら仕事を続けるのが難しい場合には、辞めてからの転職活動を選んだほうが自身の体や健康のためです。
ですが、貯金が少ない場合には、お金を貯めてから実行するほうが精神的にも安心できるでしょう。
辞めてからの転職を考えている方は、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
参考記事:辞めてからの転職は不利ではない!体験談から理由と対策を紹介します
3、転職活動のコツをつかむ
働きながら転職活動を効率的に進めるためには、転職エージェントの力を借りることが必須です。
これから作成する履歴書や職務経歴書も、添削をしてもらうことで自信の持てるものに仕上がります。
また、応募する企業の面接対策を受けることで、転職活動のコツを直接教えてもらうことができますよ。
おすすめの転職エージェントは以下の記事にまとめているので、転職活動を始める前に自身の方向性を話して、転職活動のポイントをつかんでおきましょう。
具体的に私の場合は、目指す業界や職種について質問し、強みをどのようにアピールしたらいいかを確認しました。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
2、転職活動の準備を始める
ここででは、いよいよ転職活動の準備を始める段階です。
地盤を固めた上で、気になる求人に応募していきましょう。
1、応募書類を作成する
気になる求人に応募できるように、事前に自身の職務経歴書を作成しておくことが大事です。
特に、職務経歴書の自己紹介文は大切です。
なぜなら、今までのあなたの経歴や転職理由を効果的にまとめることができれば、書類の通過率がかなり変わってくるからです。
自身の強みを整理した上で、自己PR文も磨いておくようにしましょう。
自分が納得できる職務経歴書の作成のコツは、ストーリー性を持たせること。
転職の目的に合わせて過去の経歴を繋げる作業が大切です。
そして、自己PR文は、目指す業種や職種に求められる人物像に近い強みをアピールすること。
強みがあってもアピールの仕方がずれていると、書類選考の段階で企業に良さが伝わらなくなってしまいます。
職務経歴書は作成できたら、求人に応募する前に転職エージェントに添削してもらうのがベストです。
応募書類の添削をしてもらうことで、自信が持てるものに仕上げておきましょう。
2、求人に応募する
求人を探す媒体を決めたら、転職サイトや転職エージェントの求人に応募して、実際に転職活動を始めていきます。
求人に応募し、書類選考が通過したら面接対策を行いましょう。
先ほども触れましたが、転職エージェントの求人だけにこだわらず、求人サイトの求人も見逃さないことです。
自分に合っている求人なのであれば、個別で応募することが大事です。
必ずしも転職エージェントで紹介してもらった企業に転職しないといけないわけではないので、覚えておきましょう。
さいごに:転職の目的を決めてから転職活動を始めよう
転職活動を始めても転職先が決まらなかったり、うまくいかない場合は、転職活動の準備の時点でしっかり向き合えていないことが原因です。
転職理由を定め、軸を決めた上で応募する求人を決めること、希望する職種や業種の求人の応募資格を満たしているかの確認を怠ってしまうと、転職活動はうまくいきません。
転職の準備を始めるには早すぎることはないので、今から準備を始めていきましょう。
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |