料理を始めようと思ったとき、揃えておきたいのが基本の調味料。
どこまで揃えればいいのか迷ってしまうことはありませんか?
1度に全て揃えようとすると、中にはすぐに使わない調味料も。
そこでこの記事では、「最低限揃えておきたい基本の調味料」を紹介。
contents
揃えておきたい基本の調味料
まずは家庭料理の定番、和食の調味料から。
和食以外の洋食や中華にも使えます。
塩
料理の味つけで定番になるのがお塩です。
味つけはもちろん、料理全体の味を引き締めたり、肉や魚の下ごしらえとしてもよく使われます。
塩には原料や製法によって種類がたくさんあり、どれがいいか迷ってしまいがち。
オールマイティに使えるのが、サラサラしたタイプのお塩です。
肉や魚の味つけに便利なので、最初に揃える塩としておすすめ。
身体にいいものを選ぶなら、精製度が低く、ミネラルを多く含んだ「岩塩」や「天日塩」などの天然塩で選ぶのも。
手を加えていない分、身体にいい成分も一緒に摂取することができ、味も甘みがあって美味しいといわれています。
コショウ
コショウは料理に辛味をつける役目と、塩と同じく食材の下ごしらえによく使われます。
黒こしょうと白こしょうがありますが、料理によって使い分けるのがおすすめ。
よくスーパーで見かけるS&Bの「テーブルコショー」は、白コショウと黒コショウをブレンドしたものなので、まずはこのコショウからから試してみるのも。
粗挽きコショウは、黒コショウの粒が大きいタイプです。
砂糖
砂糖は料理に甘みを加え、うまみやコクを出します。
他にも、食材をやわらかくしたり、水分を保持する効果があり、下ごしらえに使われたり、煮物などのつやや照りを出す役目も。
砂糖を選ぶ際、健康を気にするなら塩と同様に、精製度が低いもの(あまり手を加えていないもの)を選ぶのがおすすめです。
代表的なものに、黒糖やきび砂糖、てんさい糖がありますが、上白糖よりもミネラルを多く含むことで体にいいとされています。
しょうゆ
和食に欠かせない調味料の1つ。
料理の味つけ以外にも、色づけや香りづけに使います。
食材の臭みとりや、味の引き締め役にも。
しょうゆは原料や製法によって種類がありますが、調味用として使われるスタンダードタイプが「濃口醤油」。
まずは濃口醤油を揃えておきましょう。
冷奴や完成した料理には、塩分が少なめの昆布醤油や減塩醤油もおすすめです。
濃口醤油以外でたまに使うのが、「薄口醤油」。
煮物やお吸い物など、淡い色の調理用に向いている醤油です。
すぐに使わない場合は揃えておく必要はありません。
色が薄い薄口醤油ですが、濃口醤油よりも塩分濃度が高いので、使う量に注意が必要です。
味見しながら少しずつ足しましょう!
酒
料理酒は、料理の下ごしらえによく使う調味料の1つです。
食材の臭みを取り、魚や肉・根菜をやわらかくすると同時に、調味料の浸透を良くします。
食材の香りをよくし、うま味が加わって風味が豊かになるので、料理の仕上がりも変わってきます。
料理酒を選ぶときは少し値段が高いですが、清酒がおすすめです。
みりん
みりんは砂糖と同様に、料理に甘みを加えます。
砂糖と比べて甘みがまろかやなのが特徴で、こくを出したり、うまみを出す役目があります。
煮魚では魚の身を引き締め、煮崩れ防止になったり、料理の照りやつや出しにも効果的です。
みりんを選ぶ時のポイントは、「本みりん」かどうかで選ぶこと。
みりんは「本みりん」、「みりん風調味料」、「みりんタイプ」の3つがあり、その中でも本みりんを選ぶ理由は、本来のみりんの効果を期待できるからです。
甘みや化学調味料を加えて本みりんに味を近づけたのが、「みりん風調味料」。
醸造はしているけど、食塩が加えられるため酒税がかからないのが、「みりんタイプ(発酵調味料)」です。
「みりん風調味料」も「みりんタイプ」も、価格が比較的安いのがメリットですが、本みりんに比べると味の質も落ちてしまうそうです。
酢
酸味づけに使う調味料で、料理全体をさっぱりさせることができます。
その他に食材の臭みを消したり、肉や魚を柔らかくさせる役目も。
野菜の下ごしらえとして、アクとりや変色を防ぐためにも使われるので、和食を作るなら揃えておきたい調味料です。
酢の種類は、穀物酢や米酢、果実酢が代表的。
穀物酢は米、麦、トウモロコシ、酒粕などを原料に用いた醸造酢で、クセがなくスッキリした風味が特徴です。
米酢はお米だけで造っているので、まろやかな酸味とコクがあります。
果実酢は酸味が控えめで、甘みとフルーティーな香りが特徴。
そのまま飲むこともでき、リンゴ酢やぶどう酢などがあります。
好みがなければ、幅広い料理に使える穀物酢を選ぶといいかもしれません。
サラダ油またはオリーブ油
料理に欠かせないのが油。
私は揚げ物以外には、オリーブ油を使っています。
オリーブ油はオレイン酸を含むため、健康にいいとされている油です。
精製度が低いので風味に特徴があり、生でも加熱しても、個性的な香りが楽しめます。
加熱料理の場合は「ピュアオリーブオイル」、サラダのドレッシングなど、生で使う場合には「エキストラバージンオイル」を。
揚げ物には、さらさらしていてクセのない「キャノーラ油」がおすすめです。
価格や便利さで選ぶなら、オールマイティに使える「サラダ油」を選ぶ方法もあります。
炒め物や揚げ物はもちろん、サラダにも使えるので便利。
余裕があれば揃えておきたい調味料
料理のレパートリーを増やしたいなら、いずれ必ず揃えるだろう調味料です。
作りたいレシピにもよりますが、すぐに揃えなくてもいい場合も。
余裕があれば、基本の調味料と一緒に揃えておきましょう!
ケチャップ
ハンバーグやオムライス、パスタのソースなどに使われるので、洋食を作りたい方は揃えておきましょう。
ウスターソース
ケチャップとセットで使われることも多い、ウスターソース。
ハンバーグのソース作りに使います。
揚げ物などにそのままかけて食べることもでき、ソースの中でもサラサラしていて辛めなのが特徴。
幅広い料理に使われる調味料の1つです。
鶏ガラスープの素
中華料理やスープ以外にも、料理の味つけに使われるのが「鶏がらスープの素」です。
ナムルなどの和え物や、チャーハンなどの炒め物に合います。
ごま油
中華料理はもちろん、和食でもコクを出すために使われるごま油。
調味料としてドレッシングや和え物にそのまま使えます。
選ぶ際は、スタンダードな「焙煎ごま油」がおすすめ。
濃い茶褐色をしているのが特徴です。
和風だしの素
味噌汁や煮物など、料理にさっと加えて味わいをよくしてくれる便利な調味料。
気軽にだし汁を作ることができます。
【番外編】レパートリーが増える調味料
料理に疲れたときに、即席で作れる料理やそれだけで味が決まる便利な調味料をまとめました。
覚えておくと便利なので、ここでは番外編として紹介していきます。
ポン酢
和え物や炒め物など、さっぱりした味つけに使われる調味料の1つ。
サラダや揚げ物など、そのままかけても食べれるので、これだけで味が決まります。
マヨネーズ
サラダ以外にも、炒め物の味つけに合うのがマヨネーズ。
他の調味料と合わせることで、料理にコクを加えてくれます。
みそ
味噌汁以外に、味噌炒めなど、味噌ベースの料理に挑戦できます。
味噌は、くせのある肉や臭みの出やすい青背魚などと一緒に調理すると、食材の臭みを消して旨みを活かしてくれる効果も。
和食で定番の「さばの味噌煮」などが代表例です。
コンソメ
スープや炒め物、パスタやピラフなどに。
はっきりした味わいが特徴的で、味つけを濃くしたい料理や洋食に合います。
オイスターソース
中華料理の味つけに使う調味料の1つ。
牡蠣(カキ)を主原料としていて、料理に使うと風味とコクが加わります。
まとめ
この記事では、料理を始める際に揃えておきたい『基本の調味料』をまとめました。
調味料はたくさんあり、どこまで揃えればいいか迷ってしまいますよね。
これから料理を始める方に、この記事が少しでも役に立てたら嬉しいです。
基本の調味料を揃えて、楽しく料理を始めていきましょう!
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