こんにちは、キャリコンサルタントのつばめです。
あなたは、「20代後半だから、もう転職なんて遅いんじゃないか」と思っていませんか?
結論を言ってしまうと、まったく遅くはありません。
なぜなら、転職者の平均年齢は20代後半というデータが出ているからです。
また、私自身も28歳で未経験職種への転職に成功しています。
この記事は、なぜ20代後半で転職が遅くないのかや、実体験を基に転職を成功させるポイントを紹介しています。
関連記事:【20代】将来の不安は「お金、仕事、結婚」乗り越えるための方法
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20代後半、転職は厳しい?
2019年に転職した人の平均年齢、女性は29.8歳
20代後半だと、「いまから未経験の職種や業種に転職するのは、厳しいのではないか」と思ってしまう人も少なくないです。
ですが、全然そんなことありません。
dodaによると、転職した人の平均年齢は男女合わせた平均がなんと31.7歳という結果が出ています。
女性の場合は、転職者の平均年齢が29.8歳!!

これを見ると、20代前半よりも20代後半で転職する人のほうが多いとわかります。
20代後半での転職は決して遅くはなく、転職に適したタイミングだといえるでしょう。
20代のうちに転職しておくメリット
いまは昔と違って転職が当たり前になっていますが、1つの会社でキャリアを積めている人のほうが企業から信頼されるのは間違いありません。
なぜなら、入社してからも責任を持って仕事をしてくれるという安心感に繋がるからです。
また20代後半は、社会人経験も長いので20代前半に比べて自分が思っているよりも、会社から評価されることが多いです。
ここでは、20代後半で転職をするメリットを確認していきましょう。
経験を活かしてステップアップできる
会社では、年齢を重ねるごとに会社での役割が増えていくと思います。
時には、後輩や会社のために貢献できるやりがいも感じつつ、自分の役割ばかりに追われてしまうことはありませんか?
繰り返しの毎日は、変化が少ないので楽しさも感じにくいです。
学びの少ない毎日にうんざりして、ただ1日1日が終わっていく虚しさを感じる人も少なくありません。
このまま働き続けても給料も上がらないし、キャリアアップも叶わない、こんな状況なら将来に不安を感じるのは当たり前です。
20代後半でキャリアをさらに広げることができれば、スキルを活かしてやりたいことで収入アップが叶います。
30代の転職で不利になる状況を防げる
いままでの経験を活かして次なるキャリアを築いていくのは、特に女性の場合は20代のうちです。
悲しいことに、30代に入ると女性は結婚や出産などのライフイベントがキャリアに関わってくるので、同時期に転職を目指すと自分の希望した通りにいかないことが少なくありません。
近年、女性が仕事でも活躍できる時代になってきましたが、30代に入ってからだと面接で結婚の予定を聞かれるなど大きな壁にぶち当たってしまいます。
ですが20代のうちに転職しておけば、30代に後悔することはありません。
20代後半の転職で陥りやすい失敗
焦って転職する
失敗事例としては、逆に「30代にならないうちに転職しておこう」という気持ちの焦りから、自分に合わない会社に入ってしまうことです。
将来を見据えて転職をしようと思ったことには後悔はないはずですが、肝心な働き方が合わなければ元も子もありません。
20代後半はいままでの経験を活かしてキャリアアップできるチャンスなので、転職活動の仕方さえ間違えなければ大丈夫です。
転職先の条件面を妥協する
20代後半の転職活動で失敗しやすいデメリットは、条件面がいまよりも下がってしまう可能性があることです。
本来、20代後半の転職活動で特に妥協しないほうがいい点は『給料』です。
もちろん、やりがいや人間関係、残業が少ないなどの環境面も働く上では大事だと思います。
ですが、あまりにも給料の低い場所なら最悪、内定辞退もするべきでしょう。
転職活動に始めてで、「給料以外は満足しているからいいか」と妥協して後々後悔している人を、私は知っています。
それくらい20代後半の転職では、収入面は妥協しないほうがいいんですよ。
なぜなら、あなたの経験や強みはもっと評価されるべきですし、妥協して入社すると30代になってから後悔するからです。
そのための対策はあるので、次の項目でしっかり紹介していきますね。
20代後半でネックになるのは転職活動の方法
20代後半は転職活動の方法を正しく行わないと、いまよりも条件が悪い場所で働くことになってしまいます。
転職後に損しないためにも、賢い転職活動の方法を優先的にまとめました。
1、条件面に妥協せずに強気で勝負する
あなたは求人票に載っている給料は絶対ではなく、交渉ができるというのを知っていますか?
私は知りませんでした。
求人票に載っている給料をそのまま受け入れて入社する人も多いですが、企業との交渉次第では給料を上げることが可能です。
もちろん本人の実力や経験が評価されないと認められないことですが、言わないのと言うのでは差が出てくる可能性があります。
それを解決してくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントを利用すれば、企業との給料交渉をお願いすることができます。
他にも履歴書や職務経歴書などの書類の添削や求人紹介、面接対策などがありますが、20代後半にとっては特に条件面で損しないために利用するのが1番のメリットです。
特におすすめしたい転職エージェントは、リクルートエージェント。
業界トップなので企業への影響力も大きいことから、転職する側として安心して任せられます。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
2、20代後半の転職は職種を慎重に選ぶ
20代後半の転職は、特に職種を慎重に選ぶことが大事です。
なぜなら、ここで選んだ職種が30代の働き方に繋がるからです。
いまの専門性を伸ばして近い職種で働くのか、それとも未経験業種や職種に挑戦するのかという点では、大きな分かれ道になるでしょう。
私自身、面接を受けてみて自分が働くイメージが持てるかどうかで考えたので、すぐに決める必要はありません。
しかし、ただ求人をみていると何がしたいのかが経験上、わからなくなりやすいんですよ。
転職エージェントに1つだけデメリットがあるのだとしたら、自分の軸がないと紹介求人に振り回されてしまうことです。
転職エージェントは、登録後に面談を行ってあなたが目指したい職種や業種、給料面などの条件を聞いてくれます。
そこである程度方向性が決まっていれば問題はないのですが、定まっていないと紹介してくれる求人も的が広くなりやすく、自分に合わないものばかりになってしまうんです。
なので、面談を受ける前に自分でも下記の2点を整理してみることをおすすめします。
- 自分のスキル・経験・強みの棚卸しをする
- それらを基盤にしつつ、これから何をしていきたいかを整理する
なお、1.の自分の強みを知るためには、リクナビNEXTのグッドポイント診断を利用することがおすすめです。
リクナビNEXTに登録すれば、無料で自己分析が受けることができますよ!
3、自分の価値観に合った会社を探す
働いていれば、自分の考え方や仕事の価値観も変わってきますよね。
自分が成長すれば、会社や上司の方針が合わないと感じて不満を持ち始めるのも自然なことです。
転職では、いまの会社とはまったく違う価値観や社風を持った場所を選ぶこともできます。
- 尊敬できる仲間や上司はどんな人か
- どんな会社で働きたいか
- どんな仕事を通して貢献したいか
会社の理念や価値観がいまの自分に合っているかを確認すると、転職後も楽しい毎日が送れるようになります。
転職エージェントは、過去の転職者たちが企業の面接を受けた印象や情報を握っているので、扱っている企業の社風や人間関係についても詳しく知っていることが多いです。
入ってみてから「自分の考えに合わない会社だった」ということがないように、転職エージェントを通して転職前の不安を解消していくことが大切です。
転職がゴールだと思わず、転職後に自分が幸せになれる生活を想像できるようにしていきましょう。
まとめ:20代後半の転職は遅くない!いま決断が必要
20代後半の転職活動は、遅いと思ってしまう人が少なくありません。
実際、20代前半で転職している人よりも1つの会社で働いてきたからこそ身についてきたスキルや経験があります。
それらをうまくアピールして企業に認められれば、いまよりも好条件で自分のやりたいことに向かえる最適な時期です。
一方で転職活動がうまくいかずに妥協して入社してしまうと、後悔してしまうのも20代後半です。
そうならないためにも、賢く転職活動を攻略していく必要があるといえるでしょう。
20代後半の転職活動は遅くないですが、このタイミングを逃したら不利になることも考えられます。
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
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転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
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