仕事に慣れてくると、少しずつ周りが見えてくるようになって人間関係でがっかりすることもあります。
仕事が思うようにいかなくて「こんなはずじゃなかった」と思うことってありませんか?
以前、私も転職した会社での1年目、これらのことが重なり、すべてがうまくいってないと感じることがありました。
同じようにあなたも、自分を取り囲むものに対して不満を持ってしまい、辞めたいと感じることがあるかもしれません。
そんな時、すぐに転職を考えるべきなのか、それともまだできることがあるのでしょうか?
結論をいってしまうと、まだできることがあります。
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【仕事を辞めたい時】考え続けるのは時間の無駄?
仕事を辞めたい時が続くと、「考え続けるだけ時間の無駄だ」という人もいます。
実際、それは本当なのかについてまずは私なりの見解を紹介していきます。
半分正解で、半分間違っている
仕事を辞めたい時、必ずしも考えることが無駄だとは思いません。
なぜなら、誰しも「この会社で頑張りたい」と思って入社しているからです。
そのため、そういった気持ちを忘れて安易に退職を選んでしまうと、後々自分のキャリアに影響が出てしまい、後悔することになりかねません。
しかし、辞めたい理由がわかっているのに、改善せずに考え続けるのは時間の無駄だと思います。
辞めたいと思う原因が仕事ができないことだったとします。
できないことに悩んでいるのに、周りに聞かないとなると、悩んでいるだけ時間を浪費してしまい、ストレスだけが溜まります。
関連記事:仕事が怖い!「できない」不安は「できること」に注目して改善しよう
できることはある
1年目は、特に仕事を辞めたいと思うことが多いです。
理由は周囲とまだ打ち解けていないことで、「周りに対して不満を持ちやすい」、仕事を表向きで判断してしまいがちだからです。
私自身、以前働いていた職場での1年目は、職場の上司や仕事内容に不満が募るばかりでした。
しかし、最終的にはその仕事を4年続けています。
辞めたい時は、自分が考えていた理想が邪魔をして、視点が狭まっていることがあります。
1度、状況を引いて見て、それでもダメなら転職を考えていきましょう。
一旦、状況を引いて見てみること
入社したばかりの頃は仕事を覚えることで精一杯なので、不満を感じることも少ないです。
しかし、仕事に慣れてくると周りが見えてきて不満が出てくることもあります。
思うようにいかなくて「こんなはずじゃなかった」と思う状況から、少しだけ顔を上げて視野を広げてみましょう。
今より冷静になって、状況を判断できるかもしれません。
入社1年目は特に「辞めたい」と感じやすい
私は、入社目で「仕事を辞めたい」そう思った過去がありました。
それを感じ取ったのか(苦笑)、その時のマネージャーに言われた言葉が、先ほど紹介した考え方です。
たとえば
- 「上司が仕事をしていないように見えて、許せない」
- こんな仕事をするために入社したんじゃない
このような感情を抱いていた状態から、少しずつ全体を見渡すようになります。
今頑張っても自分の将来に繋がるのかわからない
- 自分より仕事ができる先輩の働き方を観察する
- 自分が任された業務は、仕事にどう関わっているのか考えてみる
- わからないことや悩みを信頼できる人に相談してみる
その結果、長期的な視点でいまの仕事の意味が理解できるようになりました。
辞めたいと思ったら「1歩引いて見てみる」
何かに対して嫌だなと思うときや辞めたいと感じるとき、すぐに決断を急ぐと、後悔することになります。
とはいっても、「辞めたくて辞めたくて仕方ない!」「早く今の状況をなんとかしたい!」という気持ちもすごくわかります。
私自身、1歩引いて考えても、それでも自分にはこの仕事が合わないと思って早期退職したこともあります。
次の項目では、どういう時は転職を考えてもいいのかを紹介していきます。
それでも辞めたい時は、どんな時?
1、仕事を好きになれない、どうしても熱意がわかないとき
仕事の全体像を知っても自分がその仕事を極める気持ちがないと、続けるのが苦痛になってしまいます。
それは、拒否反応みたいなもので「頑張ろう」と理屈で考えても難しいことがあるからです。
感覚的に今の仕事が嫌だなと思うときは、「しない選択をすること」も個人の自由です。
私は、自分が楽しいと思えないことを続けるのが苦痛な性格なので、「したくないことをしない」選択をしてきました。
もちろん、やりたい仕事の中で乗り越えなければいけないことは別問題です。
時には、やりたくない仕事を引き受けて、いずれは、自分のやりたいことを叶えていくことも必要です。
ですが、仕事自体を好きになれないのなら、別の仕事を選ぶことも1つの選択だと思います。
2、別の仕事で成功したい、キャリアを築きたいとき
最初に伝えたいですが、「別の仕事で頑張ってみたい」と思うことは、必ずしもすべてが正解ではありません。
ですが、時には自分の直感に従い、他の仕事に挑戦してみることも必要だと思っています。
なぜなら、繰り返しですが、理屈じゃどうにもならない時もあるからです。
「自分は誰のために仕事をするのか?」を考えてみると、決断がしやすくなります。
周りに認められる経歴を持つために、最低でも3年働きたいのか?、それとも自分らしく働きながらキャリアを築いていきたいのか?
自分の気持ちに正直なまま選択してきた私ですが、もちろん、「うまくいかなったらどうしよう」という不安もありました。
自分の決断には、それだけ覚悟と責任が伴います。
それでも、今の自分の働き方より、他の仕事で頑張ったほうが自分も幸せになれるかもしれないと希望にかけ、そちらを選択してきました。
決断した結果は、自分次第でいい方向に導くことができます。
何もしなかったら、このままつらい環境に我慢しなければいけません。
転職後、すぐに自分の思ったようにいかなかったとしても、何もしないより1歩進めるなら、私はそちらを選びます。
関連記事:仕事を辞める決意ができない時は、辞めないリスクも考えてみよう
【迷っているなら】自分が希望する基準で、仕事を見つけてみる
仕事を辞めたい時、今すぐ転職をするというよりは、自分が情熱を持てる仕事を探してみるということがおすすめです。
仕事への考え方は人それぞれなので、別に「情熱を持てる仕事」に限らなくてもいいのです。
たとえば、「土日休みの仕事」でもいいですし、「もっと自由に発言できる会社に勤めること」でもいいと思います。
転職を少しでも考えたら、今から自分の価値観を整理しておきましょう。
私は本格的に転職を考えた時、「もっと早くから選択肢を広げておけばよかったな」と思いました。
いざ転職活動を始めると、求人ばかり見て、自分の将来のことを考える時間が取れないのです。
今から、目指す仕事や働きやすい環境をじっくり見つめ合えれば、近い将来、納得いく環境で仕事ができるかもしれません。
転職活動を始めるときの注意点
転職をしたいと思った時、いざ求人を見始めると、自分の軸がブレてしまうことがあります。
転職エージェントを利用する場合、エージェントが紹介してくれるまま、企業をむやみに受けるのはおすすめしません。
以前、希望する業界や職種などの条件を広げて求人を探した際、企業を受けすぎて自分の希望や条件がブレたことがあります。
とはいえ、転職エージェントは転職市場のトレンドに詳しいので、よりいい転職を叶えるためには上手に活用したほうがいいです。
求人の紹介を受ける際は、事前に条件をしっかり伝え、さらに、紹介された企業を受けるか受けないかは自分でしっかり見極めれば問題ありません。
私は選考を受けるか決める際に、「内定をもらったら本当に入社したいのか?」を考えて決めていました。
そこでYesであれば、選考を受けてみる価値があります。
もちろん、求人票を見ただけでは判断できない場合もありますが、妥協や焦りから多くの会社を受けるのは防ぐことができます。
転職エージェントでおすすめなのは、リクルートエージェントです。
業界トップだけあって、それだけ求人も多く業界に詳しいからです。
ざっくりとしたお伝えになりますが、私の場合は「デスクワークの仕事」「教育業界」「従業員が自由に意見を交わせる社風」などを書き出していました。
さいごに
この記事では、私の実体験から、仕事を辞めたい時の対処法を紹介してきました。
仕事を辞めたい時、毎日モヤモヤ過ごしてしまいがちですが、1番大事なことは「辞めたい原因」を明確にすることです。
「どうしても仕事が好きになれない」「他の仕事でキャリアを築きたい」と思う場合、仕事自体が合わないので、理屈で解決しづらい時もあります。
次のステップに進むべきかを1人で悩んでしまうなら、第三者に相談することも大切です。
私自身、以前にそういった理由で転職エージェントを利用したことがあります。
リクルートエージェントなら、あなたと同じように悩んでいる転職者の相談に乗ってきています。
同じ業界や職種の人のキャリアステップを教えてくれたり、今後のアドバイスをしてくれるので、決断に必要なヒントが得られるかもしれません。
最終的に今の仕事を続けることになったとしても、悩みが解決するなら、それでいいのです!
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おすすめのポイント | 独自に分析した業界や企業事情の提供が面接で役立つ |
特徴 | 転職支援実績No.1 |

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おすすめのポイント | 転職者の強みや人柄を企業にアピールできる支援が手厚い |
特徴 | 転職者満足度No.1の実績 |

転職者はこれまで自分でも気づかなかった隠れた強みを知ることができ、どのような仕事が合うのかを客観的に知ることができます。
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おすすめのポイント | 適性検査で自分に向いている仕事に出会える |
特徴 | 20代専門の転職エージェント |