新卒で入社した会社を辞めたいのに、「入社1年未満で退職したら転職活動に不利になってしまうかも…」と不安に思っている人もいるでしょう。
確かに世間的には「1年未満の退職は早い」と見られてしまうかもしれません。
しかし、私も3ヶ月で会社を辞めたいと思い、結果1年以内に退職を選びましたがまったく後悔はしていません。
なぜなら、環境を変えたことで「自分らしく仕事に打ち込むことができた」からです。
転職後にはいい上司や先輩と出会あえたことで人間的にも成長できましたし、何よりもやりがいを持って仕事ができるようになりました。
もしあのまま退職せずに続けていれば、体力的にも精神的にも悪影響が出ていたと思います。
私が転職に踏み切った理由と、転職の方法を紹介していきます。
今のあなたの決断に少しでも役に立てれば嬉しいです。
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新卒入社3ヶ月で退職を考えて、1年目で転職した理由
理想と現実とのギャップ
みなさんは、入社当時に思っていた仕事内容と実際に仕事をしてみた印象に少なからずギャップを感じてはいませんか?
大学を卒業後、私は空港での窓口業務を行なっていました。
憧れる職種に就いたものの、それはそれは理想と現実のギャップを感じる毎日でした。
空港と接客が好きで入社したのですが、現実はどうかというと
繁忙期には窓口は混み合い、待つことにイライラしたお客様からはクレームの嵐。
「私は、お客様に怒られるためにこの仕事をしたくて入社したわけじゃない…」
お客様に喜んでもらいたい気持ちで入社したにも関わらず、それを実感することが難しい環境だと気づきました。
労働環境の悪さ
空港勤務では労働環境の悪さから、とてもじゃないですが長く続けられる自信がありませんでした。
- 拘束時間がかなり長い
- 立ち仕事のため体力面でハード
- 朝の出勤時間が早すぎる
- 残業がある
このように労働環境が悪く3ヶ月経った頃には、心身ともに疲れきってしまっていました。
会社の社風が合わなかった
体調を崩している人がある日、突然来なくなってしまうことが頻繁に発生する職場でした。
あらかじめ勤務曜日や時間はシフトで組まれているため、欠員が出たら他の人がその人の分も出勤するという習慣がありました。
そのため、仕事を休んだ人は他の社員からとても憎まれます。
無断欠席はそれ以上に怒りの対象とされ、社員も仲間のことを心配する余裕もない状態です。
会社は、そこまで精神的に追い込まれてしまう社員に対して無関心で体制を変える様子がなかったので、私は入社当時から絶望していました。
「社員を大事にしない会社で仕事を続けたくない」と、心から思いました。
関連記事:社風が合わないことがストレス!仕事を辞めたいのは甘えではない
休みの日も仕事のことを考えてしまう
仕事がある前日は、しっかり寝ないと体力的にもちません。
そこで、十分な睡眠を取るために休みの日は9時かおそくても10時には必ず寝ると決めていました。
そうなると友達と遊ぶにしても切り上げる時間が早めるなど、休みの日も仕事のことを考えて生活のリズムを作らなければいけないというプレッシャーとストレスが溜まっていきました。
転職後、しばらくしてから友達に聞いたところ、その頃の私は今までに見たことのないくらい元気がなかったみたいです。
新卒入社3ヶ月で退職を決めたその後
転職先で尊敬できる上司や先輩に出会えた
もちろん、上司や先輩は選べないですが、私は偶然面接官がいい人でその人と仲の良い店長がいる店舗で、ちょうど社員を募集していたこともあり配属されることになりました。
配属された先の店長であり上司は、教育に熱心で有名でみんなに好かれる店長でした。
私は、店長から販売を1から教えてもらい、その後3年間多くのことを学びました。
「私の仕事人生で1番頑張ったな」と。
それも自分が羽を広げて仕事を頑張れる環境があったからだと思っています。
やりがいの持てる仕事が見つかった
新卒入社の仕事を辞めたあと、「自分が本当にやりたいことは何か」をしっかり考えることができました。
その結果、「やりがいを持って仕事に取り組めた」ことはとても大きかったです。
転職するのもタイミングが大事だった
先ほど上司に恵まれたという話をしましたが、タイミングが上手く合った点が私の場合は幸運でした。
- 教育に熱心な上司のお店でスタッフを募集していた
- 面接官が私を採用してくれた
これらの偶然でもあり必然だったタイミングが合ったきっかけは、自分が行動したことです。
周りには1年続けたほうが転職に有利だと信じる人もいましたが、私は転職して環境を変えることに意識を集中していました。
1年働かなくても転職はできましたし、面接で不利になることはありませんでした。
新卒入社3ヶ月で転職活動を進める方法
余裕があれば在職中に活動する
私は、体力的に仕事をしながらの転職活動をすることは難しかったのですが、その場合少しでも貯金をしておくことを意識しましょう。
当然ですが、仕事を辞めたら収入がなくなります。
余裕がある人なら、在職中に転職活動をすることがオススメです。
今度こそ自分に合った職場に出会えるために努力する
入社した会社を3ヶ月で辞めたくなってしまったとき、「とにかく辞めたい」と思って退職を決めて行動してきました。
しかし、実際に辞めて1ヶ月経ってから思ったことは、「今後への不安」でした。
実家に戻ってから働いていない1ヶ月間
- 社会から取り残された気分
- 収入がない焦り
- 将来への漠然とした不安
が押し寄せてきました。
生きいく以上、仕事はしなくてはいけません。
仕事を辞めるのは「逃げるのではなく前進するため」です。
自分1人で抱え込まない
だからと言って、プレッシャーを感じないでください。
転職活動をする際は、家族や友人に相談したり具体的な転職活動の進め方を専門の場所に相談することが大事です。
転職エージェントを利用する
自分が検索する求人以外にも、目に触れない求人がたくさんあります。
私は新卒会社を辞めたあと、転職エージェントの存在を知らず1人で活動をしていました。
その後2回目の転職をした際に、転職エージェントを知り利用したのですが、そこで紹介してくれた求人は、自分1人ではなかなか探せないものもあり視野を広げて職種を決めることができたのでとてもオススメです。
仕事を辞めたいけど、「やりたい仕事がない」という人はまずは無料の面談を受けてみましょう。
あなたの興味のある業種や職種に合わせて求人を紹介してくれますよ。
20代におすすめの転職エージェントは、リクルートエージェントです。
リクルートエージェントは、業界トップであることから求人数も多いです。
そのため、自分に合った求人に巡り会える可能性が高くなりますよ。
転職に困ったらリクルートエージェントに無料相談してみましょう。
関連記事:キャリアコンサルタントが選ぶ「おすすめの転職エージェント」
実際は入ってみないとわからない
「また職場に合っていなかったらどうしよう」と不安になってしまうこともあるかもしれません。
しかし、どんなにネットで口コミを見たとしても、知り合いに業界のことを聞いたとしても、実際に入ってみないとわからないことはたくさんあります。
そのため、多くの会社を比較した上で入社したとしても、実際に入って見てどこかしら不満が出てくるかもしれません。
でも考えてみてください。
人が長所があれば、短所もあるように、会社も完璧な会社などないのです。
譲れないことを1つ決めておく
会社を比較する上で、あなたが何を重要視するかのかを決めておきましょう。
参考になるのが、あなたが退職を考えたきっかけを思い出すことです。
- 社風が合う会社に勤めたい
- 体力的に続けられる仕事がいい
- 手に職をつけられる仕事がいい
- プライベートと両立できる仕事がいい
などがあげられます。
複数でもいいですが、全て揃った会社があると比較する上で迷いが出てしまうので、1番大事な条件をあらかじめ決めておくことが大事です。
さいごに
何よりもまずは、自分の身体を1番に考えることが大切です。
そして、「本当に自分のやりたいことができる環境」を探しましょう。
「新卒で1年以内に退職したら、次の転職先がない」と悩んで動けなくなってしまうのなら、先に転職先を見つけてしまうのも手ではないでしょうか?
今すぐに退職することを考えられないのであれば、まずは転職サイトなどに登録し、自分に合った仕事を探してみるといいかもしれません。
「他にも働ける場所がある」というだけで、心にも余裕が出てくるはずです。
自分らしく働ける環境を見つけられるよう願っています。
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